【夏の薬膳】体の熱を冷ます食べ物で夏バテを予防しよう!

ひまわり

この記事を読むのに必要な時間は【約 5 分】です。どうぞお楽しみください!

夏は花火にスイカに海に祭りと、気分が盛り上がるイベントがたくさんですよね!

日差しも強く、冷たい食べ物が美味しく感じる季節です。
スイカにかき氷にアイスなど、何かしら冷たいものを毎日食べてる気がします。

しかし、身体の熱を発散させようと冷たい食べ物を摂り過ぎてはいませんか?
実は冷たい食べ物は水分代謝を低下させて、身体に悪影響を及ぼしてしまうのです!

では暑い夏には何を食べればいいのか?

前回に引き続き、今回も季節の【夏】について
・中医学の観点からみた夏とは
・夏に起こりやすい身体の症状
・夏におすすめの食べ物など
以上3つのことをご紹介します。

身体の熱を冷ます食べ物をうまく取り入れて、楽しい夏を過ごしましょう^^

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中医学の観点からみた夏とは?

 

中医学の夏とは、一年のうちで最も体力を消耗する季節とされています。
暑さによる大量の汗で、体内の『*気』と『*津液』を消耗するからです。

*気・身体を温め動かす原動力。目には見えないが経絡を通って全身に行き渡る。
*津液(しんえき)・狭義では血以外の身体の水分の総称。広義では尿や汗も含む身体の一切の水分の総称。

体内の気と津液が不足してくると、いわゆる夏バテになってしまいます^^;
この夏バテの原因となるのが、夏の特徴的な邪気、『暑邪』です。

陰陽 『暑邪』とは体内の気と津液を消耗させる外邪のひとつ
暑邪(しょじゃ)とは蒸し暑さによる暑気あたりを起こす、夏の特徴的な邪気で*六淫のひとつです。
*六淫(風邪・寒邪・暑邪・暑邪・燥邪・火(熱)邪)

暑邪が体表を覆うと毛穴が開き、汗が大量に出ます。
汗が大量に出ることで、喉の渇き・皮膚の乾燥・疲れやだるさを引き起こします。

170957なんだかダル~イ・・・

指さしチェック黄 暑邪が湿気とくっつくと夏カゼになる!!
暑邪が湿と結びつくと『暑湿の邪気』となり、嘔吐や下痢などの症状が現れます。

夏の暑さに体がばてて、体内に湿気が侵入することでカゼ(感冒)になります。
これがいわゆる夏カゼなのです。

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暑湿の邪気によるカゼは、熱を冷まして発汗させる食べ物で治しましょう!

中医学でいう【夏】とは体内の気と津液が消耗する季節です。

では具体的に私たちの身体にはどんなことが起こりやすくなるのでしょうか?
続けて身体に起こりやすい症状をご紹介します^^

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夏に起こりやすい身体の症状

 

夏は室内が冷えていても外気温が高いため、冷たいものを食べてしまいがちです。
そのため脾胃の水分代謝の働きが悪くなり、身体に不調を引き起こします。

夏の季節と関係が深い五臓は【心】。
心は血を全身に行き渡らせたり、精神活動を管理するなど、人間の最も基本となる生命活動を担当するため『*君主の官』とも言われています。*くんしゅのかん

指さしチェック赤 夏は冷やし過ぎ暑邪(しょじゃ)に注意!
夏の季節は五臓の心との関係が深く、心の経絡にトラブルが起きます。
また気や津液を消耗するため、冷たいものを摂り過ぎは脾胃の水分代謝の働きを低下させます。

チェック赤 心のおもな働き
・血を全身に送り出して巡らせる
・精神的な活動(*神)の管理

*神(しん)・精神活動(意識、感情、思考活動)や生命活動の源。

チェック赤 心の経絡(小腸・血脈・舌・顔色・感情の喜)や脾胃にトラブルが起こりやすい
経絡とは気血を運ぶ通り道のことを言います。

病院の診断書のアイコン素材 1 身体に起こる具体的な症状はこれ!
心の働きが弱まると、血の巡りや精神的な活動に影響が出ます。
また冷たいものの摂り過ぎで、脾胃の働きを低下させます。

・冷房病
・夏バテ、熱中症
・不眠、なかなか寝付けない
・夏カゼ
・息切れ
・脱力、倦怠感、イライラ
・食欲不振
・体温調節や消化、神経、尿などに関するトラブル

暑邪(しょじゃ)による影響は
・喉の渇き
・皮膚の乾燥
・疲れやだるさ

 

記事を書いてて、夏に思い当たる症状ばかりだな~と思いました^^;
毎年夏の暑さにへばってしまう管理人です・・・。

ではこの症状が起こる前に予防するためには何を食べればいいのか?
続けて夏におすすめの食べ物をご紹介します!

 

夏におすすめの食べ物

 

夏は身体の熱を冷まして、脾胃の働きを高める食べ物を摂りましょう。
水分を多く含むウリ類の野菜やスイカやモモなどがおすすめですよ^^

お味噌汁・スープのアイコン素材 1 身体の熱を冷ますもの
食べ物
ニガウリ・キュウリ・ヘチマ・冬瓜・などのウリ類
レンコン・トマト・レタス・セロリ
スイカ・バナナ・キウイ
ハッカ・緑豆・豆腐・茶・菊など
お味噌汁・スープのアイコン素材 1 脾胃の働きを高めて気を補うもの
食べ物
米・大麦・小麦
山芋・ジャガイモ・カボチャ・枝豆
豚肉・ナツメなど
お味噌汁・スープのアイコン素材 1 汗や下痢を止めるもの
食べ物
マンゴー・グレープフルーツ・レモン・杏・梅・トマト・サンザシなど
お味噌汁・スープのアイコン素材 1 津液をつくり、喉の渇きを抑えるもの
食べ物
トマト・キュウリ・レンコン
スイカ・メロン・モモ・レモン・ミカン
豆腐・葛など

 

指さしチェック緑夏は身体の冷やし過ぎにも注意!
夏は身体にこもった熱を取ることが大事ですが、逆に冷たいものを摂り過ぎて下痢などが起こりやすくなります。上記で紹介した食材は寒涼性のものが多いので、食事の組み合わせはバランスを考えましょう。

真水や冷たいものをそのまま飲むのではなく、少し塩分を加えた水をゆっくり飲むことだけでも身体への負担は減ります。

冬瓜のスープや緑豆のぜんざいなど、サラっと食べれて同時に身体の熱を冷ますものをうまく取り入れてみてください^^

 

夏は身体の熱を冷まさなきゃいけないし、冷やしすぎもダメだし・・
食事のバランスをとるのがちょっと面倒だな、と思ってしまいます。

そんなときはメニューに一品、寒涼性の食べ物を加えるだけでもいいのです。
無理なく美味しく食べて、夏を楽しく過ごしましょう^^

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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