大葉の食べ過ぎはどうなるの?気をつけたい1日の摂取量は?

青紫蘇5
[最終更新日]2017/06/16

あなたは、大葉の別名「紫蘇(シソ)」の由来を知っていますか?

一説によると、古く中国でカニを食べて食中毒を起こしていた若者に、医師が紫の薬草(大葉)を煎じて飲ませたところ、若者がみるみる回復した、という中国の故事から来ていると言われています。

紫色をした葉には蘇り効果がある=紫蘇という名になった

みたらし
紫蘇の生薬名は『蘇葉』なので、大葉は現代だけではなく昔から重宝されていた証でもありますね。
コペン
今回はそんな大葉の食べ過ぎや摂取量などについて、調べたことをご紹介します!

 

薬味やドレッシングとして使いやすい大葉を、食べ過ぎた場合はどうなるのか?よく大葉を使うあなたはチェックしてみてくださいね(´ω`*)

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大葉は食べ過ぎるとどうなるの?

先に答えをお伝えすると、

大葉を食べ過ぎて重篤になった症例は今のところありません。(2017年6月時点)

シソの葉食べるより触ることで、手がかぶれた事例はあった!

調べてみたところ、大葉栽培農家の方が大葉の育成・収穫でシソを頻繁に触ってしまうことで手がかぶれた、という事例はありましたが、これはあくまで職業的な症状(アレルギー性接触皮膚炎)であって、一般の方が一袋10枚入りの大葉を触る程度では問題ありません。

みたらし
もちろん、大葉の天ぷらの食べ過ぎは胸焼けを起こしたり、大葉の醤油漬けは塩分の摂り過ぎになったりするので、注意してくださいね。

 

むしろ、大葉の栄養は体内で貯めておくことができないので、毎日継続して食べるほうが重要だと言えます!(※妊婦中・授乳中の方の食事摂取以外での安全性は確認されていないので、過剰な摂取は控えましょう。)

シソの葉毎日の継続摂取が重要!

実際に大葉は

  • 野菜トップクラスのカロテン含有量(免疫力アップなど多くの働きがある)
  • α-リノレン酸(抗アレルギー効果)

そのほかビタミンCやビタミンB群、鉄分、カルシウムなど、まさに『栄養の宝庫』と言えるほど豊富な栄養素が含まれています。

青紫蘇3

みたらし
ちょくちょく食べたほうが体にとっては良いんですね!
コペン
しかしミセスみたらし。ちょくちょくって、いったいどのぐらいの量なんですか?

 

毎日たくさん大葉を食べたほうが体にいいのでは?と思われるかもしれませんが、コペンが言うように気になるのが1日の摂取量です。

いったいどれぐらいの量(枚数)なんでしょうか?続けてご紹介します!

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大葉の1日の摂取量はどれぐらい?

大葉の摂取量について調べてみると、見事に示される値がバラバラでした(;・∀・)

  1. 1日に2~3枚が適量
  2. 1日に10枚食べると花粉症に効果がある
  3. 1日に20枚~30枚が理想

こんな風に、かなーり情報が入り乱れており「どれが正しいの!?」と混乱しました。

みたらし
そこで一つずつ調べてみると、どの枚数が正しいと言うよりは、どういう目的で食べるかによって量が変わる。ということに気づきましたよ!

 

大葉を食べるあなたの目的は?

  1. 日常的な健康を期待するなら、1日に2~3枚が適量
  2. 花粉症の抑制に期待するなら、1日に10枚食べる*¹
  3. 血糖値の上昇を抑えるロズマリン酸に期待するなら、1日に20枚~30枚
  4. 大葉のα-リノレン酸に期待するなら、シソ油エゴマ油が効率的!*³
*1 2015/5/24ほんまでっかTVで大葉を1日に10枚食べると、花粉症に効果があるという放送がありました。
*2 2005/5/1の発掘あるある大事典Ⅱ『身近な食材シリーズ「シソ」』の中で、日本臨床検査専門学院学院長医学博士 田中聖英 先生の発言
*3 大葉100gのα-リノレン酸(1日の理想摂取量は4g)含有量は10mg。

 

指さしチェックマーク黄色α-リノレン酸はオメガ3の必須脂肪酸!
α-リノレン酸とは、体内で生成出来ないオメガ3などの必須脂肪酸のことで、血流改善や動脈硬化の予防、抗アレルギーの作用もあると注目されています。

コペン
20~30枚の摂取は大変ですね・・・。
みたらし
うーん、そうだね。薬膳アドバイザーとして個人的な提案をするなら、毎日2~3枚を食べて、継続して摂取したほうが無理がなくていいんじゃないかな。

 

大葉一枚当たりの重さは約0.5gなので、もし1日に20~30枚の大葉を食べようと思ったら、20枚だと10g、30枚だと15gが1日の摂取量となります。

みたらし
あなたの目的に合わせて、大葉の摂取量を決めてみてくださいね♪
コペン
もし毎日大変だなと言うときは、紫蘇ジュースやドレッシングがおすすめですよ!

 

紫蘇ジュースは作り方によってお酢も入れるので、シソの栄養だけでなくクエン酸もたっぷり。夏場で食欲がないときや、疲れているときもグイグイ飲んで栄養補給することができます。

立派な大葉
我が家の紫蘇(大葉)もモリモリ育ってるので、そろそろ青紫蘇ジュースを作ろうかと計画中です!

もちろん紫蘇ジュース以外にも

  • 大葉&ひき肉の豆腐ハンバーグ
  • 大葉&梅肉のささみカツ
  • 大葉&豚バラのキュウリ1本揚げ(キュウリ揚げちゃいます)
  • 大葉&玉ねぎドレッシング(これホント美味しかったので紹介します!)
  • 大葉の醤油漬け

などなど、レシピは無限大!特にドレッシングにすると量が食べれるのでお得&かなり使い勝手は良いですよ(´ω`*)

さて、普段使いの食材でもある大葉ですが、実は大葉を食べるのを見合わせたほうがいい人もいます。続けてご紹介しますね!

 

大葉を食べるのを避けたほうがいい人は?

栄養価が高く体にも良い大葉ですが、熱っぽい症状がある人は摂取をおすすめできません。

指さしチェック赤熱っぽい症状がある人は大葉は避けて!

熱っぽい症状がある人が大葉をたくさん食べると、

  • 発汗作用が促進されて体が潤い不足になる
  • のぼせやほてり
  • 寝汗が出る

などの症状の恐れがあるので、熱っぽい症状があるとき大葉の摂取は控えましょう。

 シソの葉中医学から見る大葉
性味は辛/温 帰経は肺・脾・腎経
中医学では大葉は滋養強壮のために使われる「中薬」に分類され、発汗・発散を促し、冷え性を改善する働きがある『温』という作用があり、体を温める野菜とされています。

 

シソの葉大葉は『温熱性』の野菜

食材には『温熱性』『寒涼性』、そして偏りがない『平性』のいずれかの性質を持ち、大葉は『温熱性』で温める作用が比較的穏やかな『温』の性質があります。(強いものは『熱』)

『温』の作用を持つ食材は

  • 風邪の初期症状を追い払う
  • 体の気の巡りをよくして消化機能を改善する
  • 体にたまった湿気を発散させる作用がある

などがありますが、体の内側に熱が溜まっている状態で大葉を摂取すると、余計な熱を溜めてしまう原因にもなります。

みたらし
「なんか体が熱っぽいな~」と言うときは、すっきりした味の大葉を食べたくなる気持ちも分かりますが、ここはグッとこらえましょう。

 

ここまでが大葉の食べ過ぎと1日の摂取量、避けたほうがいい人のご紹介になります(´ω`*)

それでは最後に、今回の内容をまとめて終わりにしたいと思います!

 

今回のまとめ

シソの葉大葉の食べ過ぎはどうなるの?

大葉を食べ過ぎて重篤になった症例は今のところありません。(2017年6月時点)

他には頻繁に大葉に触っていたこと(職業的に)で手がかぶれた事例はありましたが、一般的に重篤な症例はありませんでした。(※妊婦中・授乳中の方の食事摂取以外での安全性は確認されていないので、過剰な摂取は控えましょう。)

それ以外は毎日の継続摂取が重要なほど、大葉の栄養は豊富と言えます。

 

シソの葉大葉の1日の摂取量はどれぐらい?

  1. 日常的な健康を期待するなら、1日に2~3枚が適量
  2. 花粉症の抑制に期待するなら、1日に10枚食べる
  3. 血糖値の上昇を抑えるロズマリン酸に期待するなら、1日に20枚~30枚
  4. 大葉のα-リノレン酸に期待するなら、シソ油エゴマ油が効率的!

1日に20枚以上食べるのが難しい場合は、紫蘇ジュースやドレッシングでの摂取がおすすめ!

 

シソの葉大葉を食べるのを避けたほうがいい人は?

熱っぽい症状がある人は摂取をおすすめできません。

熱っぽい症状がある人が大葉をたくさん食べると、

  • 発汗作用が促進されて体が潤い不足になる
  • のぼせやほてり
  • 寝汗が出る

などの症状の恐れがあるので、熱っぽい症状があるとき大葉の摂取は控えましょう。

あひるの行進

以上が大葉の食べ過ぎ、1日の摂取量、食べるのを避けたほうがいい人のご紹介になります!お疲れ様でした(*^▽^*)

今回は何気によく使う大葉のことが気になって調べてみましたが、調べれば調べるほど「大葉って優秀な食材なんだな~」と気づくことが多かったです。薬味はもちろん、もっと普段使いにチャレンジしたいと思う今日この頃でした。

コペン
目指せノンオイル青紫蘇ドレッシング!

ここまでご覧いただき、ありがとうございました~!

赤紫蘇と青紫蘇の違いは知ってますか?
赤紫蘇と青紫蘇の違いは?食べるならどっちが体に良いの?

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