【薬膳の中級資格】はオンライン・通信講座で取得できる方法があった!
「薬膳の中級資格を取得するために通学したいけど、日程が合わない…!!」
薬膳の資格のことで何度か読者さんから問い合わせをいただいたことがあるのですが、その中で、初級資格を通信講座で取得しても
- 教育機関が遠くて通えない
- 在住の県に提携教育機関がない
- 通学するための日程が合わない
という点が気になり
私自身も中級資格を取得するにあたり、通学の日程確保だけがネックで申込みを先延ばしにしてたのですが、良さそうなオンライン・通信講座を発見できたので、これを機にご紹介します!
薬膳の中級資格の取得や通学のことでお悩みのあなたは、ぜひご覧あれ~(/・ω・)/
※資格によっては中級や上級と表記がないものがありますが、上級資格へと続くものを分かりやすいように『中級』と記してます。
薬膳のオンライン・通信講座の種類
薬膳の中級資格(初級と中級のセット講座もあり)のオンライン・通信講座を実施している学院・協会は下記の3つになります。
- 本草学院
- Any(全日本薬膳食医情報協会)
- 国際薬膳学院
その中でも、1の本草学院と2のAnyは、上級資格は中国の団体(薬膳の基礎となる中医学は中国が本場)より認定を受けています。
私が通信講座で薬膳アドバイザーを取得した『日本中医食養学会』の中級のオンライン・通信講座はありませんでした(T_T)
では、通学せずにオンライン・通信講座で資格が取得できる上記3つは具体的にどんな講座なのか?一つずつご紹介していきますね。
本草薬膳学院の講座
本草薬膳学院(ほんぞうやくぜんがくいん)には『基礎コース中医薬膳師コース』のオンラインコースと通信コースがあり、基礎から中級までの内容を学びテストに合格すると『中医薬膳師』に認定されます。(認定されると上位の国際薬膳師の受験資格が与えられます)
学習時間や費用などの詳細をまとめたものがこちら↓
オンライン | 通信 | |
学習時間 | 1000時間 | |
有効期間 | 2年間 | |
学習方法 | Eラーニング | 宿題を所定回数提出 |
費用 | 164,000円 | 169,400円 |
スクーリング | 1回参加必須(東京) | |
認定方法 | スクーリング参加者で全ての章・卒業レポート合格者に認定 | スクーリング参加者で全10回の小テスト・レポート合格者に認定 |
取得資格 | 中医薬膳師 | |
国際薬膳師(受験資格) | ||
薬膳素材専門士(任意) |
取り寄せた資料を見比べてみたところ、2つのコースの違いは下の3つでした。
- 紙ベースかオンラインか
- 中医薬膳師の認定方法が違う
- 取得できる資格が違う
そして本草薬膳学院の講座の注意点は、スクーリングの参加が必須ということと、費用に教科書代とスクーリング代は含まれていないということです。
- 教科書代:18,600円(全6冊、任意購入、税込)
- スクーリング代:80,800円(3日間、宿泊・交通費は自費)
もしみたらしが入学したら、費用はいくらかかるのか?
- オンラインコース:164,000円
- 教科書代:18,600円
- スクーリング代:80,800円
- 新幹線代:30,000円(神戸から東京までの往復)
- 宿泊費:14,000円(7,000円×2日間)
自分で計算して正直ビックリな金額でしたが、そこはいったん置いといて、次に『Any』の講座を見てみましょう!
Any(全日本薬膳食医情報協会)の講座
公式ホームページを見てみると通信講座で初級と中級資格を取得できるようですが、ちょっと詳細が気になったので問い合わせてみました。
薬膳アドバイザー | 薬膳インストラクター | |
初級 | 中級 | |
費用 | 20,000円 | 40,000円 |
テキスト代など | 不明 | テキスト、副読本の料金込 |
認定試験受験料 | – | 50,000円 |
- 中級講座を受ける
- 中級課程修了時点で「修了証」が発行される
- 中級資格の取得には認定試験を受ける(合格が必須)
- 合格後、薬膳インストラクターの資格が賦与される
中級試験の合格ラインは200点満点中140点以上。合格者は国際薬膳調理師認定試験(中国中医薬研究促進会が認定、受験料147,000円)への受験資格が得られます。
では最後に、国際薬膳学院の講座をご紹介します!
国際薬膳学院の講座
上級資格は中国の団体による認定は受けていないものの、『和学薬膳博士』という独自の資格を設定しているユニークな学院です。しかもホームページがどこよりも見やすく目を引く華やかさがあって素敵です(´ω`*)
そんな学院の講座と資格がこちら↓
国際薬膳学院の講座と資格 | |
講座 | 取得できる資格 |
一番わかりやすい!中医学基礎理論と薬膳入門(初級) | 予防医学食養生士 |
二番目にわかりやすい!薬膳本科(中級) | 薬膳食療法専門指導士 |
三番目で制覇!和学薬膳専科(上級) | 和学薬膳Ⓡ博士 |
中級から『中医・薬膳マスターコース』と『食学コース』に別れ、通信薬膳講座では資格が取得できるオンライン受講(初級のみ)とDVD受講(初級・中級)を開催しています。
それぞれの講座をまとめたものがこちら↓
一番わかりやすい!中医学基礎理論と薬膳入門(初級) | ||
オンライン | DVD | |
受講期間 | 6ヶ月 |
|
学習方法 | Eラーニング | DVD学習(質問可) |
費用 |
120,000円(税別、テキスト付) | |
DVD10巻・認定試験料・送料込 | ||
認定方法 | 講座終了後、資格認定テストを受け70点以上で合格 | 紙の試験に合格後、認定 |
取得資格 | 予防医学食養生士 |
二番目にわかりやすい!薬膳本科(中級) | |
DVD | |
受講期間 | 1年間 |
学習方法 | DVD学習(質問可) |
費用 | 230,000円(税別、テキスト付) |
DVD10巻・認定試験料・送料込 | |
認定方法 | 不明 |
取得資格 | 薬膳食療法専門指導士 |
この一番(初級)と二番(中級)を取得したのちに、通学で上級資格の『三番目で制覇!和学薬膳専科』(期間半年、10コマ230,000円)を取得したら、和学薬膳®協会に入会することができます。
オンライン・通信講座のメリットとデメリット
3つのオンライン・通信講座についてご紹介してきましたが、費用や受講期間、学習の流れがそれぞれ異なりましたね。
しかし、オンラインと通信講座の共通したメリット・デメリットをあげるとすれば、多分これだと思います。
- 自分の好きなときに勉強できる(最大メリット)
- コツコツこなせず途中で諦める(最大デメリット)
「そんなん誰でも分かるわ!」とツッコミが入りそうなのですが、数あるオンライン講座を受けてきた私にはこれが真実だと確信してますw
※E-ラーニングだとオンライン教材なので手元に資料が残らないかも、という点もデメリットです。
「己の勉強スタイルを見極めろニャ」と我が家のハクが言ってます。
私は一人でコツコツタイプなので家で勉強するのは苦じゃないのですが、もしあなたが誰かと勉強したほうがモチベーションが上がる!続けられる!というタイプなら、薬膳の中級資格は通学で取得したほうがいいかもしれません。
通学にしろ通信にしろ、薬膳の中級資格からは内容も違えば金額の桁も違うので、自分にとって最大のメリットとなりそうなとこを選んでくださいね(´ω`*)
ここまでご覧いただき、ありがとうございました~♪
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
初めまして。太田ゆきこと申します。
薬膳コーディネーターと、薬膳アドバイザーの違いが判らず、調べるうちに、こちらのウェブサイトにたとりつきました。記事を読ませていただき、大変参考になりました。
ですが、今からどちらかを始めるとしましたらみたらし様は、正直なところ、どちらをおススメされますか?
中級の通信がある本草薬膳学院のコーディネーターを取っておくほうが良いと思われますか?
中医学食養学院のほうが、なんとなく、本格的なような気がして、迷いに迷っています。
最終的には、自分で決めますが、参考までに、みたらし様の超個人的なご意見をアドバイス下さいましたら、ありがたく、大変失礼ながら、思わずコメントをさせて頂きましたこと、ご容赦ください。
太田さま、コメントありがとうございます!
返信が遅くなりました。
超個人的に申し上げますと、私は最初からネットで初級を取って、対面講座で中級・上級を取ろうと思ってので中医学食養学院を選ぶと思います!!