イタリア語で「小さなかぼちゃ」という名のズッキーニは、かぼちゃの仲間なんです。
どこからどう見てもきゅうりの仲間に見えますよね。
ズッキーニの分類はウリ科カボチャ属みたいですよ。なんとややこしい^^;
それはさておき・・・
夏に八百屋で並ぶズッキーニは形もよく、食べ応えがある大きさで重宝しますよね。
しかし気になるのが「ズッキーニは栄養がない」という噂。
本当に栄養はないのでしょうか?気になります。
そこで今回は
・ズッキーニの栄養価
・ズッキーニの効能
・ズッキーニを選ぶときと食べるときのコツ
この3点について、調べたことをご紹介します^^
ズッキーニは低カロリーなのが特徴!
ズッキーニの特徴はなんと言っても低カロリーなこと。
なんと100g当たりのカロリーは14kcalで、きゅうりと同じ数値なんです。
ではそれ以外の栄養価はどうでしょうか、表で確認してみましょう。
※七訂日本食品標準成分表をもとにした可食部100g当たりの栄養素の量です。
※栄養の隣の()内は成人女性の1日の推奨量または目安量です。
ズッキーニ | |
エネルギー | 14kcal |
水分 | 94.9g |
カリウム(2000g) | 320mg |
ビタミンA(700mcg) | 27mcg |
ビタミンE(6.5mg) | 0.4mg |
ビタミンC(100mg) | 20mg |
ビタミンK(65mcg) | 35mcg |
食物繊維(17g) | 1.3g |
水分を多く含むズッキーニには、カリウムや他のビタミン類も含まれています。
栄養がないという訳ではないようです。
特にビタミンKは100gで推奨量の半分を摂取することができますね。
栄養がないなんて誤解!
ではそれぞれの栄養にはどんな効能があるのでしょうか?
続けてズッキーニの効能をご紹介します^^
ズッキーニはむくみ改善!高血圧の予防ができる!
ズッキーニは単体で食べるよりも、色々な野菜と合わせて食べたい夏野菜です。
むくみ改善
カリウムによる高血圧の予防・改善
ビタミンEによる老化の抑制
ビタミンKによる出血時の凝固作用の補助
ビタミンCによる皮膚・粘膜の保護や疲労回復
などがあります。
特に水分を多く含むズッキーニは、体の熱を冷ますにはもってこい!
暑さで体力が低下し、体に余分な熱が溜まりやすい夏に積極的に摂りたいですね^^
もちろん、カロリーが低い点に着目すればダイエット向きの食材と言えます。
ただし、ズッキーニ単体ではなく他の野菜と組み合わせて食べるのがベストです。
胃腸の不調時には食べないで!
きゅうりのように利水作用がある食材は、下痢や腹痛時には控えましょう。
また体が冷えているときも避けましょう。
では最後に、ズッキーニの選ぶときと食べるときのコツをご紹介します!
ズッキーニを選ぶときと食べるときのコツ
美味しいズッキーニの選び方
・皮の表面に光沢があるもの
・へたの切り口がみずみずしいもの
・全体の太さが均一なもの(あまり太いものは果肉が固い)
・黄色いズッキーニはやわらかくて匂いが少ないのでサラダ向き
緑色と黄色のものは、さほど栄養に差がないようです。
美味しいズッキーニの食べ方
焼く&炒めるがビタミンCやカリウムの損失が少なく食べれます。
特にオリーブオイルとの相性がいいので、炒めるのに使ってみてください^^
定番のラタトゥイユから、オリーブオイルをかけてオーブンで焼いたものまで
焼いて炒めて素揚げして、楽しみ方は色々♪
個人的には塩麹でズッキーニを漬けてみようと思ってます。
美味しくできたらご紹介しますね!
夏は体の熱が溜まり、のぼせて不調になりやすい季節です。
ズッキーニやきゅうりをうまく取り入れて、体の調子を整えてみてください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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