トマト1箱300円、大人買いしました。
近所の水道筋商店街にあるキングと言う八百屋さんで桃太郎トマトを見た瞬間、値段と質と量に一目ぼれしました(*’▽’)
ちょっと冷静になって頭の中で猛スピードでトマトメニューを検索し、「なんとかなるかも!」と思い至ったので箱を肩に担いでお持ち帰り。おかげで我が家は毎食トマトメニューですw
さて、あなたはトマトとミニトマトのどちらが栄養豊富かご存知ですか?
実は私も「トマトなんだから一緒じゃないの?」と思ってたんですが・・・あるとき「トマトより○○が栄養豊富!!」と書いてあったんですね。おや?と思ったのが今回のトマト記事の始まりです。
- トマトとミニトマトの栄養価の違い
- リコピン含有量
- リコピンの1日の摂取量
など、気になるトマトのことについて調べてみました!それではさっそく、それぞれに含まれる具体的な栄養素の数値から見ていきましょう。レッツトマトー♪
トマトとミニトマト、どっちが栄養豊富?
答えからお話しすると、トマトよりミニトマトの方が栄養価は高いです!まずは論より証拠。トマトとミニトマトの栄養価を表にしてみましたので、ご覧ください(´ω`*)
※七訂日本食品標準成分表をもとにした、可食部100g当たりの栄養素の量
トマト(生) | ミニトマト(生) | |
カリウム(2000mg) | 210mg | 290mg |
カルシウム(650mg) | 7mg | 12mg |
鉄(11mg) | 0.2mg | 0.4mg |
ビタミンA(700μg) | 540μg | 960μg |
ビタミンB2(1.2mg) | 0.02m | 0.05mg |
ビタミンC(100mg) | 15mg | 32mg |
食物繊維総量 (17g) | 1.0g | 1.4g |
※栄養の隣の()内は成人女性の1日の推奨量または目安量
このように、含まれている栄養素はトマトもミニトマトも同じですが、ミニトマトの方がより栄養濃度が高いという事がわかりましたね。
ミニトマトの品種や大きさにもよりますが、1つあたりの重さが10~15gとされているので、上記の栄養量を摂るには毎日ミニトマトを10個近く食べなければならない計算になります。ミニトマトを毎日食べ続けるのは大変かもしれませんね。
トマトのカロリー
実はカロリーもトマト(100g/19kcal)よりミニトマト(100g/29kcal)のほうが高かったりしますが、トマトはヘルシーなので、そんなに気にしなくても大丈夫。モリモリ食べてくださいね(´ω`*)
さて、トマトと言えば注目されているのがリコピン含有量。お次は両方のリコピン含有量について調べてみました。
トマトとミニトマトのリコピン含有量は?
トマトに含まれる豊富な栄養素の中でも、特に注目したいのが「リコピン」です。
これもどちらが豊富に含まれているかと言うと、ミニトマトに軍配があがります!
100gあたり | リコピン含有量 |
トマト | 3mg |
ミニトマト | 8mg |
なんと、ミニトマトはトマトの2.6倍もリコピンが豊富!!
トマトのリコピンとは?
リコピンとはトマトの赤い色素で、強い抗酸化作用があります。
そのためトマトには、下記の効果が期待できます。
- 血糖値を下げる
- 動脈硬化の予防
- 生活習慣病の予防
- 肌を美白する
βカロテン含有量はトマト > ミニトマト > オレンジトマト!
ちなみに、同じミニトマトでも赤いミニトマトよりもオレンジ色のミニトマトの方が、βカロテンが豊富に含まれているのだとか!βカロテンの健康・美容効果を取り入れたい方は、ぜひオレンジ色のミニトマトを見つけたら召し上がってみてくださいね(*^▽^*)
リコピンの1日摂取量はどれぐらい?
「じゃあ、リコピンはどれぐらい摂取すればいいの?」
そう疑問に思ったあなた。(私も思いました。)
リコピンは1日あたり、15mgを摂取すると良いそうです。
良いそうですが、しかし毎日トマトを食べ続けるのは大変ですよね。夏はトマトが旬なので比較的安いですが、冬場はお財布に厳しいかもしれません。そんなときは、トマトの加工品をうまく使ってみてください!
トマトの品名 | リコピン15mgの量 |
トマト | 2個(大きめ) |
ミニトマト | 15個 |
ホールトマト缶 | 約2分の1缶分(約170g) |
トマトジュース | 約1本(150~200ml) |
トマトケチャップ | 大さじ4杯強(約75g) |
トマトより真っ赤な加工品を上手く利用して!
リコピンは赤ければ赤いほど多く含まれているという特徴があるので、効率よく摂るなら生トマトより真っ赤なトマト加工品がおすすめです。また、リコピンは油との相性がいい成分なので、炒めたり、オイル系のドレッシングをかけて食べたりすると、より体内吸収率が高くなりますよ(´ω`*)
タバコを吸う人は15mgより多く摂るのが吉!
もしタバコを吸うなら、リコピンは15mgより多く摂るよう心がけましょう。参考にしたPDFに以下が記載されてました。
たばこを吸われる方にお話ししますと、たばこを3本吸うと、血液中のリコピン含量 は4割に下がります。それを上げようとすると、計算上ですが、たばこ1本でトマトジ ュース1缶飲まなければなりません。
『野菜の機能性:野菜の色にはチカラがある』講演記録PDFより
トマトだけで15mg以上のリコピンを毎日補うのは大変なので、食事で栄養を摂るというのをベースにしながら、足りない栄養素をサプリメントで摂るようにするといいかもしれませんね(;´・ω・)
参考資料↓
- カゴメ株式会社のトマト大学(世界のトマト事情が面白いですよ!)
- 『野菜の機能性:野菜の色にはチカラがある』講演記録PDFより
以上がトマトとミニトマトの栄養とリコピン含有量になります。最後に、今回の内容をまとめて終わりにしたいと思います!
今回のまとめ
トマトとミニトマト、どっちが栄養豊富?
ミニトマトの方が栄養価は高いです!
- ミニトマトのビタミンAは100gで推奨量を満たしてます。
- ミニトマト100gは約10個分ぐらい。
トマトとミニトマトのリコピン含有量は?
ミニトマトはトマトの2.6倍もリコピンが豊富!!
- トマトは100g/3mg
- ミニトマトは100g/8mg
- βカロテン含有量はトマト > ミニトマト > オレンジトマト!
リコピンの1日摂取量はどれくらい?
リコピンは1日あたり、15mgを摂取すると良いそうです。
- トマト:2個(大きめ)
- ミニトマト:15個
- ホールトマト缶:約2分の1缶分(約170g)
- トマトジュース:約1本(150~200ml)
- トマトケチャップ:大さじ4杯強(約75g)
- タバコを吸う人は15mgより多く摂るのが吉!
さて、トマトはラタトゥイユにしたり、冷たいおでんにしたり、コンソメジュレで包んでみたりとトマト三昧な日々ですが、実はこのトマト、世界には8000種もの品種があるそうですよ。(カゴメさんが保有しているトマト種子は7500種類。アメリカの国立研究機関では10000種類以上だとか!)
あなたもぜひ、夏が旬のトマトを味わってくださいね(´▽`)
ここまでご覧いただき、ありがとうございました~!
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