あなたは『アルファルファもやし』をご存知ですか?
聞き慣れない名前の野菜で、百貨店の野菜売り場で初めて現物を見ましたが、
なんと驚くことに、もやしの約20倍も栄養があるのだとか!
見たことない野菜にテンションが上がったので、即買いして食べてみました。
一般的なもやしと異なるシャキシャキした食感が癖になりそうです。
今回はアルファルファもやしの見逃せない栄養と効能をご紹介します^^
アルファルファもやしはどんな野菜?
アルファルファもやしとは、中央アジアの牧草として利用される
「アルファルファ」の種子を発芽させたものです。
アルファルファは最高のたべものと言われる!?
アルファルファはマメ科ウマゴヤシ属の多年草で、紫馬肥(ムラサキウマゴヤシ)と
呼ばれます。日本では牧草にすると馬がよく肥えるため、この名がつきました。
ヨーロッパでは古くから種子を薬草として使い、その栄養価値の高さから
「すべての食物の父」と呼ばれ、婦人病の特効薬や疲労時の体力回復に
重宝されてきたのです。
こちらはおなじみのもやしです。
アルファルファはスプラウト類の中では最も小さく、サラダなどに使われます。
スプラウトってなに?
人為的に穀類、豆類、野菜の新芽を発芽させたものをスプラウトと呼びます。
カイワレ大根やブロッコリースプラウトなど、スーパーで販売されているものが
新芽を発芽させたもので、芽や茎を食用としているものです。
続けて気になるアルファルファもやしの栄養と効能をご紹介します。
アルファルファもやしの見逃せない栄養と効能!
アルファルファもやしのビタミンEは緑豆もやしの約20倍!!
緑の葉の部分がほとんどないためβカロテンは少なめです。
ただ、一般的なもやしと異なるのがビタミンEの含有量。
アルファルファの可食部100g当たりビタミンE 含有量は1.9mg。
緑豆もやしは0.1mgの含有量なので約20倍の差があるんです!!
ビタミンEの効能は血管をサラサラにして、若さを保つ!
豊富なビタミンEは脂溶性ビタミンの一種で、過酸化脂質の生成を抑えます。
また、抗酸化作用により血管の健康を保ち、血液をサラサラにして老化を防ぎます。
ビタミンEが不足すると老化を早めてしまうため、女性の美容に欠かせないものです。
アルファルファもやしのビタミンKは緑豆もやしの約16倍!!
ビタミンEに続いて注目なのがビタミンKです。
アルファルファの可食部100g当たりのビタミンK 含有量は47mcg。
緑豆もやしは3mcgの含有量なので約16倍の差があります。
ビタミンKは骨を保護する役割がある!
ビタミンKは出血時の血液凝固効果と、骨の形成に役立つ2つの働きがあります。
その他にも骨粗しょう症の治療にも効果が認識されています。
妊婦さんはビタミンKの摂取が重要!
後期妊娠の女性にはビタミンKを積極的に摂取するようすすめられます。
それは出生直後の赤ちゃんに起こる『新生児K欠乏症出血症』を防ぐためです。
『新生児K欠乏症出血症』とは?
新生児から乳幼児の場合、腸内でビタミンKを補充することができないため、
ビタミンKが欠乏することにより腸出血や脳出血などが発生する症状です。
妊婦さんや骨粗しょう症を予防したい方にアルファルファもやしはおすすめです!
ビタミンEとビタミンKの他の栄養素としては、
・アルファルファの利尿作用がむくみを改善する
・葉緑素(クロロフィル)がコレステロール値を下げ、デトックス効果がある
・食物繊維が便秘を改善する
緑豆もやしと比べると、アルファルファもやしは様々な効能があります!
アルファルファもやしの栄養と効能、いかがでしたでしょうか。
私の住む地域ではスーパーや八百屋ではあまり見かけない野菜なのですが、
百貨店など野菜を専門に取り扱うお店では、難なく手に入るかと思います。
もやしに飽きてしまった方は、ぜひアルファルファもやしをお試しください。
食べた感想とおすすめの食べ方はこちらの記事にてご紹介します^^
アルファルファもやしの食レポとおすすめの食べ方を伝授!
野菜の栄養と効能のまとめ記事はこちらです↓
健康に良い野菜を食べよう!美味しい野菜の栄養と効能・効果
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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