つやつやとした金柑が出始める頃になると、作りたいのが金柑のはちみつ漬け。
喉の痛みにはもちろん、手軽なおやつとしても食べられます。
花梨のはちみつ漬けなどと比べると、簡単に作れるのも魅力のひとつで、
乾燥した季節に喉を痛めやすい方にはおすすめの果物です。
今回は、小さな一粒に詰まっている効能や効果についてご紹介します^^
小粒でも栄養成分がぎっしり凝縮されてます!
中国が原産の金柑は皮ごと食べられるのが特徴です。
薄くつるつるとした皮に多くの栄養が凝縮されています。
まずは金柑に含まれている栄養からご紹介します。
金柑の皮のビタミンCはレモンに匹敵!
金柑の皮に含まれているビタミンC含有量は49mg(可食部100g当たりの栄養素の量)
ビタミンCの成人女性の一日の摂取目安量は100mgなので、
金柑約6個(可食部100g)で目安量のおよそ50%のビタミンCが摂取できます。
ちなみにレモンのビタミンC含有量は50mg。金柑との差はわずか1mg。
金柑の皮や袋には、ビタミンCの吸収を高めるヘスペリジンがあるため、
皮を食べないレモンよりは効率的にビタミンCを摂取できます。
ビタミンPの別名、ヘスペリジン
ポリフェノールの一種、ヘスペリジンは金柑のすじや袋に含まれていて、
・抗酸化作用
・動脈硬化や心筋梗塞の予防
・末しょう血管を強化し、血流を改善する
・高血圧の予防
・コレステロール値の低下
など様々な効能があります。
ヘスペリジンはみかんの皮を乾燥させた『陳皮』や、青みかんなど
柑橘類に多く含まれています。
ヘスペリジンがビタミンCの吸収を高めてくれる!
ヘスペリジンはビタミンCの吸収を促進するため、
・メラニン色素の沈着を防いで美肌づくりのサポート
・疲労回復
など、ビタミンCの効果がさらにアップするのです^^
他には食物繊維のペクチン、香り成分のテルペン、クエン酸などが含まれています。
体の内外を綺麗にしてくれて、さらに美肌効果まである金柑。
さらには喉を痛めやすい方にも強い味方なんですよ~!
喉が痛くなる季節は金柑のはちみつ漬けがおすすめ
金柑の生薬名は金橘(きんきつ)。
古くから粘膜の炎症を沈める作用があるとされ、喉の痛みやのど風邪に
効果があるとされています。
喉の粘膜の炎症を抑える金柑と、抗菌作用があるはちみつを使うことで
簡単に喉の乾燥や喉の痛みを予防することができます。
金柑のはちみつ漬けを作りました~!!
記事はこちらです↓
金柑はちみつ漬けを作ってみたら、とっても簡単でした。
金柑を買うときの得する選び方♪
①表面に張りと艶があるもの(濃い黄色の物)
②ヘタが枯れていない
③重量があるもの
この3つを重視して選びましょう!!
金柑ははちみつ漬けや甘露煮、サラダ、鶏肉や豚肉の煮込み料理などにも
幅広く使えることができます。
今回おすすめするのは、金柑のはちみつ漬け。
寒い冬の喉の痛みや、のど風邪などの症状のときにお試しくださいね^^
お湯割りにして飲むと、じわ~と体が温まりますよ。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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