あなたは、三五八(さごはち)漬けを知ってますか?
聞き慣れない『三五八漬け』という言葉。
漬けと言うからには、ぬか床に近いものでしょうか?それにしても三五八の意味が分からなくて気になります。
そして『三五八漬けは塩麹と似てる』とよく聞くのですが、何が似てるんでしょうか。
う~ん、漬物好きとしては気になることばかり!
ということで、さっそく三五八漬けの事を調べてみました。
運よく三五八漬けの素もゲットできたので、こっそり漬けて食卓に出そうと思います。
今回は、
- 三五八漬けってなに?
- 三五八漬けと塩麹の違いは?
- 三五八漬けってどうやって作るの?
以上のことをご紹介します!
ちょっと変わった三五八漬けで、食卓に変化を起こしてみませんか?
三五八漬けとは麹漬けの床のことだった!
三五八漬けは『麹漬けの床のこと』で、福島県、山形県、秋田県の郷土料理です。
福島の会津が発祥と言われ、大家族の農家が残ったご飯に麹と塩を加えて、漬け床にしたのが始まりとされています。
三五八の由来は材料の割合!
三五八の名前の由来は、材料の割合から来ています。
食塩が3:麹が5:蒸米が8
この割合から、三五八漬けと呼ばれるようになりました。
三五八とは割合のことだったんですね、納得しました^^
そして調べているうちに、三五八漬けが漬物初心者さんにとって優しいことが分かりましたよ!
三五八漬けは漬物初心者さんに嬉しい簡単仕様!
- ぬか漬けのように、毎日かき混ぜる必要がない!
- 三五八漬けの素を使えば、水を入れるだけで作れる!
- 野菜や肉、魚も漬けれます!
これなら簡単♪
毎日かき混ぜる必要がないのは嬉しいですよね。
どうしても毎日となると、忘れる日もでてきて気づけば床がダメになってた・・・なんてこともありますから(私もダメにしてました^^;)
さて、ここまで三五八漬けのことを見てきて、何か気づきませんでしたか?
そうなんです。三五八漬けの材料や手間の少なさが、塩麹と似てませんか?
でも三五八漬けと塩麹には違いがあるんです!
続けて、この2つの違いについてご紹介しますね^^
三五八漬けと塩麹の違いは材料だけ?
塩麹の原点は三五八と言われるほど、この2つは似ています。
しかしこの2つは、材料や漬ける用途が違うのです。
【材料】食塩、麹、蒸米+差し水
【用途】漬物の素(漬け床)
【水分量】少なめ
【熟成期間】素に水を混ぜたらすぐ使える(素による)
【材料】食塩、麹+差し水
【用途】漬けダレ、かけダレと汎用性が高く、いろいろ使える
【水分量】多め
【熟成期間】1週間から10日ほどで使える
三五八漬けは漬け床として。
塩麹は塩の代わりにいろいろな用途に使う。
三五八漬けは塩麹のように、ドレッシングなどには使えないということですね。
※万能調味料として使えるという情報もあります。
三五八漬けと塩麹はうまく使い分けるといいかも!
それぞれの特徴がある三五八漬けと塩麹。
- 三五八漬けは水分が少ないため、水分が多い野菜を漬けるのに適している。
- 塩麹は水分が多いので、水分が少ない肉や魚を漬けるのに適している。
野菜なら三五八漬け、肉や魚やかけダレなら塩麹。
上手に2つを使い分けることで、さらに料理の幅が広がるかもですよ!
では最後に、三五八漬けはどうやって作るのか?簡単にご紹介します!
三五八漬けってどうやって作るの?
三五八漬けは
- 三五八漬けの素で作る
- 材料を揃えて一から作る
この2パターンがありますが・・・
とっても簡単に作りたいというあなたには、三五八漬けの素がおすすめ!
いろいろなメーカーさんが素を販売していて、水を入れるだけで簡単に作れるものが多いです。
原材料は米麹に玄米麹、有機のものから熟成本造りと様々な品があります。
家にあるネオ三五八も作り方はとっても簡単そう↓
素500gに対して水300ccを加えて半日から1日で漬け床が完成
白湯で作ると短時間で作れる
一から作ると、蒸米を用意したりと手間がかかるので、初めては素を使うことをおすすめします^^
全国には変わった漬け方や、知らない発酵食品がたくさんあって面白いですよね。
薬膳と同じで、発酵食品の魅力に引きずられているこの頃の管理人です。
それではさっそく三五八漬けで野菜を漬けてみるので、美味しくできたらご紹介しますね~!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました~!!
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