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お餅のカロリーとご飯の比較。きな粉やあんこは太るもと?
冬になると美味しいのがお汁粉や焼き餅などの餅類。
正月には各家庭でお雑煮を食べるなど、日本人の生活に親しんでいる餅ですが
女性にとって気になるのがお餅のカロリーではないでしょうか?
よくお茶碗一杯分がお餅のカロリーと言われますが、
実はそんなにお餅1個のカロリーはないんです。
むしろご飯の方が量によってはカロリーがあるんです!
そして最近では砂糖醤油だけでなく、バター醤油や、おろし大根に
きな粉やあんこなど、色々な味付けで楽しめるようになったお餅。
ついつい美味しくて、2個3個と食べてしまいますよね。
でも頭の片隅ではカロリーが気になっている自分がいます(笑)
そこで今回は気になるお餅のカロリーとご飯を比較してみました。
そしてきな粉やあんこや砂糖醤油は太る原因になるのか?
調べてみました!
お餅1個とご飯のカロリー比較
まず以下のお餅1個とご飯のカロリーを比較してみます。
ご飯100g 168キロカロリー
切り餅1個54g 127キロカロリー
丸餅1個34g 80キロカロリー
写真は我が家にあるお茶碗(直径11センチ、重さ196g)で
このお茶碗に入るご飯の量が並盛で150gから200gです。
ご飯1膳の量が150gと200gで計算をしてみると、
ご飯が150gなら252キロカロリー
ご飯が200gなら336キロカロリーになります。
これをお餅1個に当てはめてみると、
ご飯150g(252キロカロリー)に相当する量は
切り餅は2個(254キロカロリー)
丸餅であれば3個(240キロカロリー)
ご飯200g(336キロカロリー)に相当する量は
切り餅は2.5個(317.5キロカロリー)
丸餅は4個(320キロカロリー)
数字の計算上では相当するお餅の個数は思ったより多いですね。
サトウ食品さんの切り餅は1個50gで116キロカロリー。
丸餅1個33gで80キロカロリーなので、メーカーさんによって差異はあるものの
スーパーで販売されている切り餅や丸餅で考えるならば、
お餅1個のカロリーでお茶碗一杯分には当てはまりません。
ご飯200gなら丸餅4個も食べれるじゃんと調べていて嬉しくなりましたが、
よく考えてみると、これは
お餅単体で計算した場合のカロリーなんです。
お餅って、何もつけずに食べることはないですよね。
きなこやあんこ、砂糖醤油と何かしら味をつけて食べることがほとんどです。
お餅自体のカロリーはそこまで気にしなくていいものの、
味をつけることによって跳ね上がるカロリー数。
次は気になる味を付けた場合のカロリー数を調べてみました。
一番カロリーが跳ね上がるのはこれだ!!
まずはあっさりきな粉もち
きな粉100gあたりのカロリーは砂糖なしで436キロカロリー。
お餅1個につき、きな粉5gほどで21キロカロリー
それに切り餅1個を合わせると、
きな粉餅1個のカロリーは148キロカロリー
ご飯100g(168キロカロリー)より少ないです。
※砂糖を含むと、カロリーはあがります。
きな粉の原料は大豆なので砂糖なしの場合は低カロリーでヘルシーです。
口の中の水分はとられますが、あっさり食べれるのが特徴です。
続けては寒い時の一品、お汁粉
井村屋さんのつぶあん缶(砂糖なし)は100gで224キロカロリー
430gのつぶあん缶で一人あたりのカロリーは107キロカロリー
これは砂糖を計算に入れていないので、切り餅1個と合わせると、
切り餅1個入りお汁粉1杯で234キロカロリー
ご飯150g(252キロカロリー)に届かないぐらいですが、カロリーは高めです。
続いては砂糖醤油。
砂糖小さじ1に醤油6gで約35キロカロリー、切り餅1個を合わせると
切り餅1個味付けは砂糖醤油で162キロカロリー
癖になるバター醤油では
バター大さじ1に醤油6gで約100キロカロリー、切り餅1個を合わせると
切り餅1個味付けはバター醤油で227キロカロリー
以上4つを高カロリー順に並べると
1位:お汁粉234キロカロリー
2位:バター醤油227キロカロリー
3位:砂糖醤油162キロカロリー
4位:きな粉餅148キロカロリー
でした。
1位と4位だけで2倍の差とまではいきませんが、それでも気になるのは
お汁粉の高カロリー、一杯でご飯150gに匹敵します。
お餅単体はそこまでカロリーはないものの、味をつけることによって
お汁粉のように一気にカロリーが高くなってしまいます。
くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
最後にお餅の腹持ちの良さをちょこっと解説!
お餅がなぜ白米と比べて腹持ちがいいのか、
実はもち米にはアミロペクチンがほぼ100%含まれており、
この成分がお餅のもちっとした力を作ります。
アミロペクチンとは
消化吸収が良く、少しの量でエネルギーを効率よく吸収してくれます。
粘りがあり、分解するのに時間がかかってしまうため、それが
腹持ちの良さにつながっています。
もち米で作られるお餅だけではなく、牡丹餅やおはぎなども
腹持ちが良いので、甘みをおさえれば優れたおやつになります。
いかがでしたでしょうか。
冬についつい食べ過ぎてしまうお餅。
お餅のカロリーを知って、食べ過ぎないようにうまく付き合いましょう!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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