筍(たけのこ)に白い粉(白い粒)がついてる!なにこれカビなの!?
そんな風に驚いたことはないですか?
私もスーパーでたけのこの水煮を買って、白い粉を見たときは驚きました。
実はこの白い粉は食べても人体に問題はありません。
問題はなくても、この白い粉はなんなのか気になりますよね?
そこで今回は、たけのこの白い粉の正体を調べてみました!
白い粉の正体と一緒に、美味しいたけのこの選び方も調べたのでご紹介します!
たけのこの白い粉(白い粒)の正体はアミノ酸の一種!
たけのこには『シュウ酸』と『ホモゲンチジン酸』という成分が含まれています。
あまり聞き慣れない成分ですが、この2つがたけのこの『アク』と『えぐ味』の正体なのです。
シュウ酸はほうれん草などにも含まれている!
シュウ酸は広く植物に含まれていて、特にたけのこ、ほうれん草は含有量が多いです。
あくの原因ともなり、過剰な摂取は結石の原因になります。
カルシウムを含むワカメなどと一緒に食べることで結石を防ぎます。
ホモゲンチジン酸もえぐ味のもと!!
たけのこに含まれるチロシンが酸化したものがホモゲンチジン酸になります。
実はチロシンが白い粉の正体なんです!!
チロシンは不溶性のアミノ酸で、茹でると溶けだします。冷めて固まると白い粉や粒となり、たけのこの表面に残るのです。
もちろん食べても影響はありませんので、安心して召し上がってください。気になる方は水で洗い流して食べましょう。
そういえば、たけのこの水煮は一年中スーパーで売っていますよね。
水煮の栄養は残っているのでしょうか?栄養価はこちらをご覧ください。
では続けて、美味しいたけのこの選び方をご紹介します!
美味しいたけのこを選ぶポイントはここ!
赤丸で囲んだこの2か所が重要です!
たけのこの選び方のポイント
- 穂先が緑色のもの
- 切り口の断面が白くてみずみずしいもの
- 頭の部分が黄色いもの
- たけのこは太くて短い物が美味しいです。
- 根元の赤いぶつぶつが少ないものを選びましょう。多い物はアクが強いです。
- 皮の色が薄く、しっとりしている物を選びましょう。
そして、たけのこを買ったその後が最も重要で、出来るだけ早くアク抜きをしましょう!!
気になるたけのこQ&A
アク抜きせずに生で使うことが出来るのは、掘りたての物だけです。たけのこは時間が経てば経つほどアクが強くなるため、購入したらその日のうちにアク抜きをしましょう。
天ぷらや油炒めにすると、えぐ味が抑えられて食べやすいです。
- 穂先は風味が楽しめる若竹煮やあえ物に向いてます。
- 中央部は適度な硬さがあるので、焼き物や揚げ物に向いてます。
- 根元はさいの目に切って炊き込みご飯など甘みを活かす調理がおすすめです。
アク抜きしたものをタッパーなどに入れ、かぶるくらいの水をいれます。 冷蔵庫に保管し、毎日水を入替えて5日~1週間ほど保管できます。
たけのこの食物繊維を活かすなら、ワカメと一緒に若竹煮がおすすめです。
個人的には、たけのこの炊き込みご飯も旬を感じるのでおすすめですよ^^
アク抜きするのは時間がかかって手間ですが、それでも美味しいたけのこ料理。太くて短い1本のたけのこでも十分食べ応えはあります。
ぜひ色々な調理法で美味しく召し上がってくださいね(´ω`*)
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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