薬膳や中医学ってなんだか難しそう・・・。
そう思ったあなた。その直感は間違ってませんよ!
なぜなら、私も初めて薬膳アドバイザーのテキストを見たときは
「あーこれは難しそう・・・」って声に出ましたから^^;
薬膳や中医学のテキストに書かれている言葉は馴染みの無いものが多く、
いきなり学び始めたら最初は本当に戸惑うことが多いです。
でも実は、一つ一つ言葉の意味を知っていくと、
不思議と「あれ、意外と難しくないじゃん!」って気づきはじめます。
言葉の意味を知ることで、薬膳や中医学への理解が深まるからです。
理解が深まると、知ることが楽しくなるのが勉強のいいところ。
そこでここでは薬膳・中医学の用語を簡単にご紹介することにしました!
言葉を知ることで、薬膳や中医学に興味をもっていただけたら幸いです。
薬膳や中医学に少し興味がある方にも、まったく知らない方にも、
できるだけ分かりやすい言葉の説明をしますので、疑問点や間違いなどが
あれば遠慮なくご連絡・ご指摘下さい。
※少しずつ言葉を追加していきますので、お楽しみください。
※説明が長くなりそうなときは別記事でご紹介します。
中医学とは?
中国の伝統医学のことです。
中国では古くから食材を用いて病気を予防する「食養」や、
病気になったときに回復を早めたり、症状を軽くする「食療」という
考え方が重視されてきました。
人は常に自然界の気候などに影響を受けていると考えられています。
中医学は自然を理解し、解釈する思想を医学にも応用したものなのです。
薬膳とは?
中医学の理論に基づき、食材や生薬を組み合わせて作る料理、食事のことです。
簡単に言えば、体調が悪い人に合わせたオーダーメイドの食事です。
身体のバランスを整えるために体質や症状、体調、季節などに合わせて
食材や生薬を組み合わせて食事をつくります。
「生薬」ってなにを生薬というの?
生薬は『薬』として用いるためにそのまま使うか、もしくは乾燥させて
炮(ほう)じるなど加工する天然の植物、鉱物、動物などのことを言います。
薬食同源(やくしょくどうげん)とは?
この言葉は
「生薬も食材もどちらも天然の物であり、根本的には同じ考え」という意味です。
どちらも口から入り、人の健康に影響を与えるものです。
身近な食材にも生薬がもつような薬効などがあります。
その内の1つが生姜です。生姜は生薬と食材の両方で用いられます。
スーパーや八百屋でも生薬と食材を兼ね添えるものが販売されています。
薬膳の食材は特別なものは多くないです。
私たちの身近にあるもので作ることができるものばかりなんです。
漢方とは?
日本では東洋の伝統医学のことの総称を『漢方』と言います。
漢方は新羅(現在の朝鮮半島)からもたらされたものが日本独自に発展をとげ、
江戸時代に西洋医学の『蘭方らんぽう』と区別するために生まれた言葉です。
一方、中国では日本の伝統医学のことを『漢方』と呼びます。
次回の追加をお待ちください^^
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