ラーメンでよく見る黒きくらげ。その正体はきのこ類だって知ってましたか!
きくらげは、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコです。(声にだして読んでみてください。噛みますよ)
きのこ類だったなんて正直驚きですが、ルーツを辿ってみると確かにきのこですね。海藻の一種だと思って口にしたら、夫にキノコだと丁寧に説明されました。悔しいです。
さて、そんな黒きくらげですが、あなたは水での戻し方について悩んだことはないですか?
黒きくらげの戻し方について、色々ネットで調べてみると、『一晩戻す』『短時間でいい』など戻し方の時間がバラバラ。どれが早く戻せるのか分かんないですよね^^;
そこで!今回は、黒きくらげの効能と戻し方についてご紹介します。
意外に有能なキノコなので、ばんばん使っちゃいましょう!
黒きくらげの戻し方は時間に合わせて選んで!
先に、肝心の黒きくらげの戻し方からご紹介します!
時間がある場合は水につけて20~30分放置ましょう。
※大量にもどす場合は、時間を30分から1時間にしてください。
すぐ使いたい場合は熱湯で5~10分
少量の場合は、耐熱ボウルに熱湯を入れて5~10分戻します。
もしくは、お鍋にお湯を沸かして茹でましょう。※少量なら茹で時間は2~3分で調節してください。
ここに気をつけて!
- 黒キクラゲの厚みによる茹で時間
- 戻す量(膨らむので要注意)
茹で加減は黒きくらげの厚さにもよりますので、様子を見ながら茹でてください。茹でた後に炒めたりスープにする場合は、多少固くても問題ないです。
あと、黒きくらげは戻すと元の大きさの5倍から10倍に膨らみます。戻す量には気を付けてください。(我が家は戻し過ぎて、冷蔵庫に在庫を抱えました)
ちなみに、人肌温度40度前後で戻した場合は、水で戻すより時間は短く済みましたが、サラダにすると少し固めのコリコリとした食感になりました。
これで戻し方はバッチリですね^^
では続けて、黒きくらげの効能について、ついでにお勉強しちゃいましょう!
黒きくらげの効能はきのこ界トップクラスな成分も!
黒きくらげは血行を促進して、体の熱をさます効果があります。その他にも、体内でビタミンDに変わる『エルゴステリン』を豊富に含みます。
エルゴステリンとは
紫外線に触れることでビタミンDに変化する栄養成分です。
ビタミンDは
小腸でカルシウムやリンの吸収を助けて、骨粗しょう症を予防します。
栄養の中でも特に注目なのが
- ビタミンDの効力
- 食物繊維の含有量
この2つはきのこ界トップクラスなんです!
他にも色が違う白きくらげは、皮膚や粘膜を潤し、ドライアイや空咳などを改善する効果があります。
ビタミンDの含有量が、きのこ界トップクラスというのは素晴らしいですね。ラーメンや酢豚に入っている黒きくらげが、重要な意味を持っている食材に思えてきました^^
では最後に、黒きくらげのおすすめの食べ方をご紹介します!
お手軽なのは黒きくらげの中華風サラダ!
戻した黒きくらげは、サラダにするなら食べやすい千切りがおすすめ。炒めものやスープにするなら一口大に切ります。
戻しきれてないと包丁で切っているときに、固くて切れない部分もあるのでで、生で食べる場合はもう少し水で戻しましょう。
お好きな野菜(黒きくらげ自体は味が薄いので何でも合います)をボウルに入れ、
- お酢大さじ2
- 醤油大さじ2
- ゴマ油大さじ1
- サラダ油大さじ1
以上を加えて混ぜるだけ。
野菜もたっぷり、黒きくらげでビタミンDも摂れます。
春雨やマロニーを入れて、ボリュームサラダにしても美味しいです。
戻す手間はありますが、熱湯だと簡単に戻せてしかも栄養満点。調理方法は選ばないのは主婦にとってはありがたい食材です。
スーパーの乾物コーナーにひっそりと存在している黒きくらげ、たまには手を伸ばして食べてみて下さい。食の世界が広がること間違いなしです。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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