パリパリポリポリ・・・(数時間後)なんかお腹痛い・・・!
こんにちは、毎年自宅でらっきょうを漬けている薬膳アドバイザーのみたらしです。
らっきょうを食べてお腹が痛くなったら、それは食べ過ぎが原因かもしれませんね。つい小さくてポリポリ食べ過ぎてしまうのですが、実はらっきょうもその性質から、食べ過ぎには注意が必要な食べ物なんです(^_^;)
では1日に何粒ぐらいまでなら問題ないのか?
今回は、
- らっきょうの1日の摂取量目安
- 食べ過ぎた場合はどうなるのか?
- らっきょうの中医学的な性質
この3点について調べたことをご紹介します。旬の季節の食べ物なので、目安量を知って美味しく食べることが大事ですよ!
それではさっそくいきましょう!レッツらっきょー(/・ω・)/
らっきょうの摂取量目安は1日4粒ぐらい!
はい、答えを先にお伝えすると・・・1日4粒が目安です。
この1日4粒と言うのは、血液をサラサラにする研究結果からの数値です。
インターネットで1日に食べる量を調べてみると・・・
- 1日3~4粒(20~30g)
- 1日5粒
- 大粒のらっきょうだと1日に3粒
このように、らっきょうの摂取量はバラバラでした。食べるらっきょうの『サイズ』にもよるところが大きいですね。
ちなみに、上で書いた血液をサラサラにする研究結果が興味深かったのでご紹介します(´ω`*)
発表の中でおすすめのらっきょの調理法があるのですが、それがらっきょうと玉ねぎの野菜炒めなのです。
- らっきょうを生のままスライスする
- スライスしたらっきょうを30分以上空気にさらす
- 玉ねぎと野菜を炒め、らっきょうは最後に加える
他にも、らっきょうの酢漬けについての効果が記載されていて、4週間の摂取で血中コレステロール値が低下し、便通が改善したという結果も(※2016/09/03時点でPDFが閲覧不可だったので、もしかしたら見れないかもです)
この研究結果から、らっきょうは血液サラサラ効果を期待するなら1日4粒がおすすめと言えます。
ちなみに我が家のらっきょうは大サイズで1粒9gの重さ。
らっきょうの目安量はは食べるサイズに合わせて考えましょう。また、市販の物は塩分や糖分にも気をつけてくださいね(´ω`*)
では続けて、らっきょうを食べ過ぎた場合はどうなるのか、ご紹介します!
らっきょうの食べ過ぎは腹痛や口臭の原因につながる!
らっきょうは葱やニンニクと同じように硫化アリルを含みます。
らっきょうを食べ過ぎてしまうと、硫化アリルの作用も重なり下記のような症状が起こります。
- 口臭の原因になる
- おならがよく出る
- 胃の粘膜が荒れる
- 人によっては腹痛や下痢が起こる
葱やニンニクの食べ過ぎで腹痛が起こる人は、らっきょうでも同様の可能性があるので注意が必要です。
そして、薬膳の基礎となる中医学の観点から見たらっきょうは、辛味で温熱性の食材です。
らっきょうの中医学的な性質
- 味は辛味
- 性質は温熱性
- 帰経は肺・胃・大腸経
- 辛味:身体を温め、血行や気の巡りを良くする働きがあります。
- 温熱性:辛味と同じく身体を温め、血行や気の巡りを良くします。
- 身体に熱がこもっている人
- 手足にほてりがある人
- 皮膚のかさつきや、唇や目が乾燥している人
- イライラしているとき
- 疲れやすく、気力がない
- 食欲不振や消化不良のときなど
毎日4粒を目安に食べる分には問題はありませんが、体調によってはらっきょうも食べ過ぎには注意が必要です。
硫化アリルは熱に弱い性質のため、炒めることで効能が少なくなります。もし硫化アリルの作用が気になるのなら、炒めて召し上がってくださいね(・∀・)
では最後に、今回の内容をまとめてご紹介したいと思います!
らっきょうのまとめ
-
- 口臭の原因になる
- おならがよく出る
- 胃の粘膜が荒れる
- 人によっては腹痛や下痢が起こる
- 身体に熱がこもっている人
- 手足にほてりがある人
- 皮膚のかさつきや、唇や目が乾燥している人
- イライラしているとき
- 疲れやすく、気力がない
- 食欲不振や消化不良のときなど
毎日4粒を目安とするなら10粒は食べ過ぎと言えるかもしれません。もし食べ過ぎて腹痛や体調に異変が起こった場合は、摂取量を見直しましょう。らっきょうって、ホントにポリポリ食べてしまいますからねw
自分の体にとって適量はどれぐらいなのか?
体に聞きながら、旬のらっきょうも市販のものも、美味しく召し上がってくださいね。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました~♪
らっきょうの簡単で美味しい漬け方はこちらをどうぞ!
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