夫の髪が・・・髪が薄く・・・なってきかもしれません。
夫婦ともにまだ30代ではありますが、そろそろ気になり出すのが髪の毛のことです。
しかも夫は抗がん剤も服用しているので、その影響のせいか、だんだんと髪の毛が細くなってきたような気がするのです・・・。
夫をチラっと盗み見ては、
(やばい気になる。でもデリケートな問題だから言い出しにくいなぁ・・・。短い髪の夫も好きだけど。)と1人もんもんとしてました。
そこで薬膳アドバイザーの資格をもつ私は、ふと思いつきました。
よし、髪に良い食べ物をこっそり出そう。
ということで今回は、髪に良い食べ物を5つ、中医学の観点から選びました。私と同じように夫の薄毛がなんとなく気になるあなた。髪の毛に良い食べ物を知りたいあなたの参考になれば幸いです^^
髪に良い食べ物5選はこれ!
ではさっそく、スーパーでも手に入る、髪に良い食べ物を5つご紹介します!
それはこちら!
- 黒豆
- 黒ゴマ
- ニラ
- 鶏のレバー
- クルミ
黒豆や黒ゴマなどの黒い食材は、髪に良いとよく言われていますよね。
実はニラも髪に良いんですよ!
薬膳では上の5つの食べ物の他にも、こんな食材が髪にいいとされます。
- 烏骨鶏(うこっけい)
- アワビ
- 当帰(とうき)※セリ科当帰の根を乾燥させたもの
- 熟地黄(じゅくじおう)ゴマノハグサ科地黄の根を乾燥、酒で蒸して熟成させたもの
- 何首烏(かしゅう)タデ科ツルドクダミの根を乾燥させたもの
烏骨鶏やアワビは分かりますが、下の3つは「なにそれ!?」という感じですよね^^;
普段使いにするにはちょっと大変そうな食材たち。しかもアワビって・・・家計が破たんしそうです。
なので、最初にご紹介したスーパーで手に入る5つの食べ物を使いましょう。手軽に使えるのが一番です^^
ではなぜ、この食べ物が髪に良いのか?続けてその理由をご紹介します。
美髪になるためには肝腎を補い、精血を養うことが大事!
ここからは少し難しい話になりますが、できるだけわかりやすくお伝えしますね。
まずは、髪と関係が深い肝腎のことから。
ヒトの毛髪は肝腎に保存される精・血から作られている!
そうなんです。毛髪は精と血から作られてます。では肝腎とは何かと言うと、この2つは五臓です。
- 肝は気の巡りを管理し、血を貯蔵する五臓
- 腎は命の根本となる精を貯蔵する五臓
※五臓とは「肝・心・脾・肺・腎」の臓腑の「臓」のことを言います。
肝で血を貯蔵して全身に行き渡らせ、腎では身体を成長させ、生殖機能を高めるために欠かせない「精」が蓄えられます。
すっごく簡単に言うと、髪に影響が出るのは肝と腎の機能が低下しているからです。
腎精と血が不足すると、抜け毛や白髪、髪の毛の乾燥が起こる!
髪につやがあり、豊かで健康的な髪は腎精と血が充足している表れです。
反対に不足すると、抜け毛や白髪、髪の毛の乾燥が起こります。
では不足させないためにはどうすればいいのか?そこで、5つの食べ物が登場するのです!
- 黒豆:身体に必要な潤いや「血」を養う。
- 黒ゴマ:肝と腎の働きを高め、精力をつけて血を養う
- ニラ:腎の働きを高める
- 鶏レバー:肝と腎の機能を回復し、血を養う
- クルミ:腎を補い、生殖機能を高める
他にも黒キクラゲ(気を補い、血を養う)、鶏卵(陰を補い血を養う)なども簡単に手に入っていいですね。
面倒な手間はなし!まずは気軽に食べましょう!
黒ゴマ(すりごまや練りごま)の和え物や、レバニラ炒め、黒糖くるみのおやつ、黒豆納豆などなど。
黒豆茶などの飲み物でもいいと思います。
しっかり食べなきゃ!と気負うよりも、なんだか身体に良さそう~♪ぐらいの軽いノリで始めてみてくださいね^^
では最後に、今回の内容を簡単にまとめてみました。
今回の簡単すぎるまとめ
スーパーで手に入る髪に良い食べ物は
黒豆・黒ゴマ・ニラ・鶏のレバー・クルミ
他には黒キクラゲ、鶏卵など。
美髪になるためには精と血が大事!
髪と関係が深いのは、五臓の肝と腎。2つの働きが低下すると、抜け毛や白髪、髪の毛の乾燥が起こります。
肝腎を補い、精血を養うことを意識しましょう!
薬膳と聞くと「なんだか手間がかかって面倒だな~」と思っちゃいますよね。
でも、実はいつも使っている食べ物で簡単に食養することが出来ちゃうのです^^
漢方で診断をして、自分に合う生薬を処方してもらうというのも一つの方法ですが、まずは自分の体に入る食べ物から見直してみてください。
我が家もこっそり、髪の毛回復大作戦を実行したいと思います!!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました~!!
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