- Home
- カラダの不調を改善させる
- 花粉症に効く食べ物で対策しよう!効果がある6種類の食べ物
花粉症に効く食べ物で対策しよう!効果がある6種類の食べ物
前回は花粉症を悪化させる食べ物を8種類ご紹介しました。
まだ見てない方はこちらをどうぞ↓
花粉症を悪化させる食べ物。避けるべき8種類の食材を調査!
今回は花粉症によく効くと言われる食べ物について調べてみました!
よく効くと言われても、中には長期間試さないと効果が確認できないものもあります。
今すぐ鼻水や目のかゆみを止めたい!そんな方には薬での対策をおすすめします。
※花粉症への効果は個人差があります。
「ふ~ん、こんなのも効くんだ」ぐらいで見ていただければ嬉しいです^^
それではさっそく、花粉症によく効く食べ物を6種類ご紹介します!!
ヨーグルト
花粉症による過剰な免疫反応を抑える効果があるビフィズス菌や乳酸菌。
毎日200mlを1年間以上摂取することで症状が改善されたという報告があります。
このことから、腸内環境を整えて体質改善をすることが症状を和らげることに繋がると考えられます。
なぜ体質改善が重要なのか?
それは免疫細胞の6割が小腸にあるため、免疫力を高めるには腸内環境を整えることがとても大切なんです!
ヨーグルトを花粉症対策に活かすなら知っておきたいこと
効果は即効性ではない!!
ただ上記にもあるように長期間ヨーグルトを摂取することが重要です。
遅くとも症状が出始める2~4週前までには継続的に摂取できるようにしましょう。
ヨーグルトの場合は『乳酸菌による体質改善』が目的なので、食べてすぐ効果が実感できるものではありません。
砂糖を入れるとヨーグルトの効果が低下する!
白砂糖を入れてしまうと免疫力低下を防ぐビタミンBが減少します。
甘さを足すなら蜂蜜か黒砂糖がおすすめです。
腸まで届く乳酸菌を選ぶ!「普通のヨーグルト」じゃ意味がない!
乳酸菌のほとんどは腸に届く前に死滅してしまいます。
免疫力を高めたりアレルギーやアトピーの症状を軽減するヨーグルトを選びましょう。
・明治『LG21ヨーグルト』
・明治『R-1ヨーグルト』
・小岩井『KW乳酸菌ヨーグルト』
などがあります。
トマトジュース
前回の記事ではトマトジュースの症状軽減は疑わしいと書きました。
それがこちらの文章です↓
ヒスタミンを抑制するのはトマトの皮に含まれている
『ナリンゲニンカルコン』というフラボノイドの一種です。「トマトジュースならトマトの皮も含まれてるんじゃないの?」
と思われるかもしれません・・・。
実はトマトジュースにはナリンゲニンカルコンはほとんど含まれてません。
加工されるときに渋みが出るため、皮や種は捨ててしまっているとか。
あれからトマトで有名なカゴメさんの症状緩和の研究について調べてみました。
調べてみると・・・
ナリンゲニンカルコンではなく、トマトに含まれる『リコピン』が花粉症の症状が改善したということが分かりました!!
リコピンが含まれているトマトジュースで症状が改善した!
『リコピン』とはトマトの赤い色素のことでカロテノイドの一種です。
抗酸化作用が高く、活性酸素種が原因と思われる疾病の予防が期待されます。
毎日190gを12週飲むことで症状が改善する!
トマトジュースもヨーグルトと同じで即効性には期待できません。
12週と言えば3か月です。
3月に花粉症の症状が悪化すると考えると、12月ぐらいから継続してトマトジュースを飲むことで効果が期待できますね^^;
レンコン
続けて野菜であればレンコンが花粉症に効果がある食材です。
レンコンに含まれているポリフェノールの『タンニン』がアレルゲンを抑制します。
同じくレンコンには『ムチン』が含まれていて、粘膜を炎症を抑える効果があります。
1日40gを目安に2週間食べ続けると効果が表れる!
ムチンは熱に弱いので、スープなどにして汁ごと食べるのがおすすめです。
より詳しいレンコンの栄養と効能はこちらに書いてます↓
れんこんは皮ごと食べよう!レンコンと皮の栄養・効能とは
亜麻仁油と荏胡麻油(エゴマ)
アレルギーを引き起す原因とされているのがリノール酸の過剰摂取です。
リノール酸はサラダ油やインスタント麺やフライドポテトなど数多くの商品に使用されていて、現代人のリノール酸過剰摂取が問題視されています。
そこでおすすめしたいのが『亜麻仁油』と『荏胡麻油』です。
この2つの油に含まれるαリノレン酸がリノール酸の働きを抑える効果があります。
αリノレン酸は必須脂肪酸の1つで、ブロッコリーにも含まれています。
もしご家庭でサラダ油などを使っているならば、花粉症改善や健康のことを考えて亜麻仁油や荏胡麻油にしてみてはどうでしょうか^^
シソ
荏胡麻油と同じくシソのエキスに全体の70%ものαリノレン酸が含まれています。
αリノレン酸は抗アレルギーの働きがあるので花粉症の改善に効果があります。
1日の目安はシソ10枚!
シソを生で10枚食べることが効果的とされていますが、少し無理がありますね^^;
そんなときはジュースなどに加工して飲むことをおすすめします。
さらにおすすめなのが赤しそ!!
赤しそにはポリフェノールのロズマリン酸やアントシアニンが含まれています。
ロズマリン酸は炎症を抑える働きがあるので、青シソよりも効果が期待できます。
あじ・いわし・さばなどの青魚
花粉症の時期には肉よりも青魚がおすすめです。
魚類にはEPAやDHAなど不飽和脂肪酸が多く含まれていて、アレルギーを引き起こす物質のロイコトリエンの生成を抑制します。
花粉症だけではなく、各種のアレルギーの予防や改善に効果が期待されるので積極的に摂取したい成分です。
長くなってしまいましたが、花粉症に効く食べ物はいかがでしたでしょうか。
腸内環境を整えたり、体質を改善することが症状を和らげることになるんだな~
色々効果がある食べ物を調べてみて、そう感じることが多かったです。
花粉症を悪化させる食べ物と、症状を和らげる食べ物。
全てに気をつけることは難しいですが、やれることから少しずつ始めましょう^^
ここまでご覧いただき、ありがとうございました~!!
体の不調はありませんか?不調を改善するまとめ記事はこちらです↓
体の不調を改善しよう!不調を改善する飲み物や食材のまとめ
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。