おせち料理の黒豆の意味と由来。黒豆の栄養と効能を調査

[最終更新日]2015/12/09

おせちにひっそりとたたずむ黒豆。
つやつやふっくらとした黒豆は箸休めにぴったりの一品です。

ところで、おせちの黒豆の意味はご存知ですか?

マメに暮らす

この言葉はよく聞きますが、
マメに暮らすとはどういうことなんでしょうか?

そしてもうひとつご存知ですか?
黒豆には30を超える品種や俗称があることを!

調べてみて驚きです。そんなに種類があったんですね~
丹波の黒豆以外にも九州地方や岩手、北海道など豊富な種類がある黒豆。

今回はそんな黒豆の出生と、栄養・効能について調べてみました。

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おせち料理の黒豆の意味は?

 

おせちの由来は?
中国から伝わった五節供の行事に由来し、御節供(おせちく、おせつく)の略です。
重箱に詰められるようになったのは明治時代以降、それまでは高盛されたご飯
などで、現在のおせち料理とは異なるものだったそうです。

そして重箱のおせちは料理は
「めでたい」ことを重ねるという願いをこめて
縁起をかつぐために重箱に詰めます。

基本は四段重ねで、正式には五段重です。
四段重ねは上から順に一の重、二の重、三の重、与の重と重ねます。

四の重ではなく『与の重』とするのは死を連想させ縁起が悪いとされるため
『与の重』とされています。

その中で黒豆は一の重に詰められ、『祝い肴三種』と呼ばれます。

この祝い肴三種、関東と関西では品が違い、
関東では黒豆・数の子・田作り
関西では黒豆・数の子・たたきごぼう
地方によっても特色がでるのがおせち料理の面白いところですね。

     黒豆

そして黒豆には、
黒く日焼けするほど精を出してまじめに働き、達者で皺のよるまで長生きをする
という意味があります。

昔から黒い色は邪気を払い災いを防ぐと言われています。
そこにマメ(まじめ)に働き、体も丈夫なようにマメ(健康)に暮らす。
一年間の無病息災を願う気持ちを込めて、おせち料理に選ばれるようになりました。

稲作農耕民族である日本人にとっては、健康で豊作なことが何より大事なことです。
黒豆はそんな大事な願いが込められた欠かせない一品なのです!

では次に、黒豆の栄養と効能についてご紹介します。

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黒い色に栄養たっぷり!種類も豊富なその秘密

 

黒豆にはアントシアニンが豊富に含まれており、
他にも滋養強壮や月経不順、腰痛、老化防止に役立ちます。

アントシアニンとは
植物界において広く存在する色素で、抗酸化物質。
動脈硬化・高血圧の予防、視力向上の効果があります。

他にも有効成分があり、

ビタミンB1   (疲労回復と精神の安定)
大豆サポニン (コレステロールや中性脂肪の低下)
レシチン       (肥満改善や予防、記憶力・集中力の強化)
イソフラボン (骨粗しょう症の予防、更年期障害の緩和)

など数多くの成分が含まれています。

黒い食材は腎の働きを高め、体に精がつくため滋養強壮や
血の巡りがよくなると、体にたまった余分な水分を排出する効果もあるので
黒豆は使う人を選ばない優れた食材なんです。

     煮豆

ひとつの小さな粒の中に、豊富な栄養がギュッと詰まった黒豆。
栄養成分的には大豆と同等ですが、驚くべきはその種類の豊富さ。

代表的な品種としては、
兵庫県の篠山市の『丹波黒』
粒が大きく食感に粘りがあり、独特の甘みがあり煮豆に利用されます。
枝豆も人気な品種です。

北海道の『光黒』ひかりぐろ
表面に光沢があるため光黒とついた大粒の豆。
糖が多く、菓子材料や煮豆や豆腐に使われます。

長野・群馬県の『玉大黒』
粒形は球状で、極大粒に分類される品種。
上品な甘さから煮豆に最適な黒豆です。

東北地方の雁喰(がんくい)
表面に小さな窪みがあり「雁が食べた跡」に似ていることから
この名前がついたユニークな黒豆。
とても甘く、深みのある味が特徴で祝い事に使われます。

ほかにも京丹波の『和知黒』
亀岡市・南丹市などの『紫ずきん』
長野県の『信濃黒』、小粒の黒豆として『黒千石』など多数あります。

色々な品種を使ってみて自分に合う一品が見つかると、
食べるときや料理をするときだって楽しいものです!
自分に合う品種を見つけてみてください。豆にハマりますので。

 

いかがでしたでしょうか。
最近では黒豆茶や黒豆ココア、黒豆クリームなどの加工品も数ある黒豆。
黒豆に含まれる栄養素は、使う人を選ばない優れた成分ばかりです。

扱いづらい印象がある豆類ですが、慣れてみるととても栄養価が高く、
女性にとっても嬉しい効果があるものばかり。
ぜひおせち料理以外の黒豆料理も楽しんでくださいね。

 

今回はおせち料理の黒豆の意味と、黒豆の栄養と効能について
ご紹介させていただきました。

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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