ダルすぎて脂っこいものいらない・・鰻とか食べたくない・・・
はい、そこの弱っているあなた。夏バテしてますね?
夏バテすると、
脂っこいものイヤ→あっさりした食事になる→体に力が入らない→バテる→最初に戻る。という魔のループに陥ります。
油ものを食べれる余裕があるうちは、スタミナがつく料理を食べたほうがいいですが、それを通り越してバテてしまうとスタミナ料理はかえって逆効果。脾胃や胃腸の働きが低下しているときは負担になってしまいます。
そこで、まずはスルッと食べれる『冷たいお粥』で、バテてしまった体を少しずつ回復させましょう!
今回は、すでに夏バテしてしまったあなたに冷たいお粥のことをご紹介します^^
お粥の作り方!冷たいお粥は冷やすだけ!
それではさっそく、生米をもとにしたお粥の基本的な作り方からご紹介します。※炊いたご飯から作るお粥は、後日追記していきますのでお待ちください。
七分粥(米の容量に対して7倍の水)が基本の作り方
・三分粥(米1:水20(4リットル)
・五分粥(米1:水10(2リットル)
・七分粥(米1:水7(1.4リットル)
・全粥(米1:水5(1リットル)
※米1は1カップ。すりきりで160g(3~4人分)
※水1カップは200cc
材料(2人分)
・生米80g
・水700cc
①米をといでザルにあげ30分水切りする。(すぐ炊いてもOK)
②鍋に米と水を入れ、フタをして強火で7~8分炊く。
③ふいてきたらフタを少しずらし、弱火にして20分炊く。
④フタを戻して、5分ほど蒸らす。
※調味する場合は④のあとに味付けしましょう。
生姜を刻んで入れてうすく鶏ガラで味付け。塩麹鶏を乗せました!
基本的な白粥を炊き、仕上がったら粗熱を取り冷蔵庫へ。
お好みの冷たさになったら完成です!
・沸騰してからは弱火のまま炊くこと
・一度沸騰してから底から混ぜ、そのあとは混ぜない(粘りがでる)
・調味は仕上がる直前か、食べる前にすること
土鍋や行平鍋で作るのがベストですが、なければ普通の鍋でも作れます!そのときは火加減に注意してくださいね^^
味付けは、お粥が仕上がる前にささっと行います。
- 素朴な塩味
- 白だしでさっぱり和風に
- 鶏ガラスープの素で中華風に
- ごま油を少しかけて
- 塩昆布や梅干しを添えて
などなど、体調に合わせてお好みの味付けにしてください。トッピングにトマトや青シソなど、夏らしくあっさりした冷粥も美味しいですよ(*´ω`*)
では続けて、冷たいお粥を食べるときの注意点について簡単に説明しますね。
冷たいお粥を食べるときの注意点!体調に合わせて食べて!
夏バテで弱った食欲を回復させるために食べる冷たいお粥ですが、食べる前に注意したい点があります。
あなたの体調に合わせて温か冷か、食べるお粥を選びましょう!
冷たいお粥を食べるときの注意点!
- 下痢を起こしている人は、冷たいお粥は避けましょう。
- キンキンに冷えたお粥より、常温より少し冷えたものを食べましょう。
- 食べ過ぎは体が冷えるので注意してください。
- 玄米や雑穀米は白米と比べると消化はやや悪いです。お粥は白米で作りましょう。
- 食欲が戻ってきたら、冷たいお粥は徐々に減らしていきましょう。
体の熱を取り除き、食欲を回復させる冷たいお粥はけっこうペロっと食べれちゃいます。あっさり美味しいからと言って食べ過ぎると、逆に体を冷やし過ぎるので注意してくださいね^^;
食欲が減退してる&夏バテの症状が出てる
こんな症状のときに、冷たいお粥を食べてみてください。
ゴーヤ・キュウリ・ヘチマ・冬瓜・レンコン
トマト・レタス・セロリ・緑豆・豆腐・豆乳・菊花
夏は五臓で言う【心】、そして暑湿の邪気による影響で身体が弱くなりがちです。それに加えて室内はエアコンで冷え冷え。体が冷えてるなと感じたときは、温かいお粥で体の内側から温めてあげてください。
外は暑い!部屋は寒い!であなたの体はバランスが取りづらい季節です。自分が食べるもので、上手に夏を過ごしましょう!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
緑豆ぜんざいで暑さスッキリ!冷やして美味しい夏のおやつ!
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