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コーヒーは一日に何杯が健康に良いの?珈琲の効果効能は?
世界中で嗜好飲料として広く愛飲されているコーヒー。
古代や中世ではコーヒーは『薬』として飲まれていたのをご存知でしたか?
コーヒーに豊富に含まれるカフェインは、覚醒作用や興奮作用の効果があるため
重宝されていたのです。
カフェインの含有量として注目の集まるコーヒーですが、
近年では健康に良いと言われているコーヒーの効能にも注目されています。
そこで今回は、
・コーヒーの一日の適量
・コーヒーの効果効能について調べてみました^^
コーヒーは一日に何杯飲むのが健康にいいの?
答えをさっそくご紹介すると、
コーヒーを一日に3~4杯飲む人が、心臓病や脳卒中の死亡率が低い傾向にある
と言われています。
国立のがん研究センターを中心としたグループが、
9万人もの人々を19年に渡って追跡した結果が上記の答えとなりました。
なんとコーヒーを全く飲まない人と、1日に3~4飲む人とを比較してみると、
死亡リスクは1日に3~4杯飲む人のほうが24%も低くなるそうです!
コーヒーの量を飲めば飲むほど死亡リスクが低下します。
※ただし、一日に5杯以上コーヒーを摂取した場合はリスクが上昇するという結果も
出ているため、5杯以上の死亡リスクのデータはまだ確実ではありません。
続けてコーヒーの摂取量と死因別死亡リスクを見てみます。
(数値が高い方が死亡リスクが高いです)
心疾患の場合
全くコーヒーを飲まない人が『1』、一日に3~4杯飲む人が『0.64』
脳血管疾患の場合
全くコーヒーを飲まない人が『1』、一日に3~4杯飲む人が『0.57』
呼吸器疾患の場合
全くコーヒーを飲まない人が『1』、一日に3~4杯飲む人が『0.60』
やはり全く飲まない人と比較してみると、死亡リスクが低下する結果となりました。
ちなみに緑茶でも同様の死亡率低下の結果が見られるので、
コーヒーが苦手と言う方は、無理をしてコーヒーを飲む必要はありません。
私もコーヒーは得意ではありませんが、日に1~2杯の摂取でも死亡率低下の
結果は出ているので、飲みやすいコーヒーから始めてみようかなと考えています^^
心臓病や脳卒中を発生リスクを下げるなら、
コーヒーは1日に3~4杯の摂取量が効果があるということが分かりました。
では続けて、コーヒーの効果や効能はどんなものがあるのでしょうか?
コーヒーの効果はたくさんある!長寿とも関係があるの!?
コーヒーはカフェインによる作用が多くあります。
カフェインとは
アルカロイドの一種で、興奮作用や覚醒作用があります。
他にも色々な効果があります。
・排尿を促す働きによる、疲労回復効果
・香りによるリラックス効果
・二日酔いの予防や症状の軽減(悪酔いの原因、アセトアルデヒドを分解してくれます)
・アルコール性肝機能障害の予防
数多くの作用があり、二日酔いなどの症状軽減にも気軽に飲めるコーヒーの
カフェインですが、気をつけたいのがカフェインの過剰摂取です。
1日に250mg以上のカフェインの摂取はカフェイン中毒を発症する恐れがあります。
神経過敏や興奮など精神に作用が出る軽微なカフェイン中毒から、
より重い精神症状や身体症状などが起こる、毒性作用による中毒もあります。
少しのカフェイン摂取でも頭痛などが起こる場合は、摂取を見合わせましょう。
長寿とも関係があるコーヒーの効能!
ギリシャのイカリア島のおじちゃんとおばあちゃんはとっても長寿です。
イカリア島は長寿の国としても有名な島なんです。
なぜ長寿の島かと言いますと、一日に3~4杯のコーヒーを飲んでいるから。
イカリア島の老人の方たちの血管を調べてみたところ、
驚くことに血管が柔らかく保たれているという結果が出たのです。
これはコーヒーに含まれるポリフェノールの一種、フェルラ酸が関係しています。
フェルラ酸とは
フェルラ酸は体内にある掃除屋のマクロファージの働きを活発化させます。
マクロファージがコレステロールを除去することにより動脈硬化を防ぎます。
他にも新鮮なコーヒーにはクロロゲン酸やタンニンが含まれています。
クロロゲン酸とは
血糖値を改善させ血圧を調整し、抗炎症作用があります。
タンニンとは
ポリフェノールの一種で抗酸化力があり、動脈硬化を防ぎ、生活習慣病を
予防する効果があります。
イカリア島のおじいちゃんおばあちゃんが元気な理由は、
こうしたコーヒーの効果があるからこそなんですね^^
コーヒーを飲むことのメリットは
・老化を防ぎ、コレステロールを改善して動脈硬化や生活習慣病を予防してくれる。
・一日に3~4杯のコーヒー摂取がもっとも死亡リスクが低下する。
あまりコーヒーの効果に注目していなかったあなた。
今日からコーヒー生活を始めてみませんか?
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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