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杏シロップと杏酢の作り方!必要な材料はたったの3つだけ!
さあ、今年も杏の季節がやってきました!
去年は出会えなかった杏。悔しい思いをしたので、今年は取り寄せてみました!
無事届いた信山丸2キロです!!色がキレイ!良い匂い!
今回注文したのは、長野県の岩室あんず農園さんの杏です。
5月20日ごろからネット予約が出来たので、早々に申し込みました。
お値段3540円です。(信山丸2キロ2400円+送料840円+代引き300円)
今年はどうしても杏が食べたかったので、自分で買うより高いかなと思いつつ買っちゃいましたよ^^;
届いたからには美味しくしなくちゃ!(`・ω・´)
ということで、材料が3つで出来る杏シロップと杏酢を作りました!
ではさっそく、画像付きで作り方をご紹介してまいります!
杏シロップの作り方
まず最初は、杏シロップから作ってみました!
あ、先に言うと、杏シロップは長期保存できるように砂糖を1対1(杏1キロなら砂糖も1キロ)で使ってます。なので、砂糖の量はあなたのお好みで変更してくださいね^^
・杏1キロ
・グラニュー糖1キロ(早めに食べきるなら、少量でも可)
・杏の仁10~15個(香りづけなので無くても可)
・杏1キロが入る鍋(蓋つき鍋)
・くるみ割り器(杏の仁を取り出す道具)※無いと辛い
・杏を拭く綺麗なタオル1枚orキッチンペーパー5枚
・保存瓶中2個(杏1キロが入るガラス瓶が理想)
1日(杏を寝かせる)と30~1時間(寝かせた杏を煮る)
杏シロップの工程
- 杏を水で洗って、タオル or キッチンペーパーでよく拭きます。
- 杏を包丁で2つに割り、鍋に入れます。
- 2つに割った杏から種と仁を取り出します。
- 仁を取り出したら鍋に入れ、グラニュー糖も加え、全体的によく混ぜます。
- 一晩杏を寝かせて、水分を出します。
- 翌日火にかけ、アクが出なくなったら瓶に入れて完成です!
まずは前日の下準備から始めていきましょう!手間がかかる工程は杏の種割りなので、先にご紹介しますね(;´Д`)
前日の下準備と杏の種割り
杏を水で洗い、タオルかキッチンペーパーで水気をよく拭いたあと、杏を包丁で2つに割り、鍋に入れます。そして次は杏の種の中にある仁を取り出しますが、大事なことなので先に言います。
杏の種は恐ろしく硬いです。
くるみ割り器がないと作業が大変なので、もしくるみ割り器がない場合は仁を諦めるか、他の工具で試してみてください。(私は初回工具で試して大変な目に合いました(笑))
我が家のくるみ割り器はこちら。
隣で夫がペンチ片手に種を割ろうと頑張りますが・・・
見事に種はバラバラ。男の力だと加減が難しいようです。種のかけらは飛んでくるわ、中の仁は砕け散るわで大変でした(;・∀・)
杏の種割りのコツ
まず杏の種を横向きに立てて、くるみ割り器の先ではさみます。はさんだら両手でくるみ割り器を持って、ん~と強めに握りましょう。
※派手に割ると、種のかけらが飛ぶので気をつけてくださいね!!
すると種がパカッと割れて、仁も無事に取り出せます。仁の薄皮も剥いてくださいね!
10~15個の仁があればいいので、あとは根気との勝負!コツコツ種をパカッと割っていきましょう!!
④仁を取り出したら鍋に入れ、グラニュー糖も加え、全体的によく混ぜます。
鍋に蓋をして、冷暗所で1日寝かせたら下準備の完成です!
翌日の工程
杏シロップを入れるための保存瓶を煮沸消毒しておきましょう。一晩寝かせた杏から水分が出ているので、そのまま中火で火にかけます。
10分ほど煮るとアクが出てくるので、実を崩さないようアクを取ります。アクが出なくなり、さらに10分煮たら完成です!
※私が作ったときは杏の量が多かったので、アクが出なくなるまで30分ぐらい時間かかりました。
煮終わったら熱いうちに保存瓶に入れてフタをし、冷めたら冷蔵庫で保存しましょう。作った翌日から食べることができます!
今回作ったのはシロップですが、一晩寝かせずにそのまま煮たら杏ジャムになりますよ(´ω`*)
杏シロップの保存方法
冷蔵庫で保存しましょう。
砂糖を1対1で使っている場合は冷蔵で2・3か月は保存できますが、少量の場合は、早めに食べきってください。
杏シロップの使い方
- 焼きたてトーストに乗せて(これ最高!)
- ヨーグルトに入れて
- アイスにかけて
- 白玉団子にかけて
- ソーダで割って
- お酒で割って
- お菓子作りに
と、かなり幅広く使えますし、甘酸っぱい味が体の疲れを癒してくれます。
杏の仁を取るのと、一晩寝かせるので時間はかかりますが、完成したらとっても美味しいシロップになりますので頑張って作ってみてください^^
「え~時間ないよ~」というあなたには、杏酢がおすすめです!杏を入れて砂糖と酢を注ぐだけ!待つだけで完成しますよ!
杏酢の作り方
続けて、リンゴ酢のようにソーダで割って飲む目的で杏酢を作ってみました。
・杏900グラム~1キロ
・甜菜糖300グラム(200グラムに後から100グラム追加しました)
・穀物酢1000ml
・保存瓶大1
・杏を拭く綺麗なタオル1枚orキッチンペーパー5枚
20分
杏酢の工程
- 保存瓶は煮沸orアルコールで消毒しましょう。(ホワイトリカーでも可)
- 杏を水で洗って、タオル or キッチンペーパーでよく拭きます。
- 杏のヘタがあれば取り、包丁でお尻に十字の切り込みを入れます。
- 杏と甜菜糖を保存瓶に交互に入れます。
- 穀物酢を入れたら完成!
お尻に十字に切り込みはこんな感じです。
粉末タイプの甜菜糖を使います。封を切るとふんわり砂糖の良い匂いがします。
④杏と甜菜糖を交互に入れて
⑤穀物酢を入れたら完成!
保存瓶のフタをしめて、冷暗所か日の当たらない涼しい場所で保管しましょう。1日おきぐらいに砂糖を溶かすように揺すって、2週間待てば飲み頃です!
杏酢の保存方法
飲み頃になる2週間までは冷暗所で保管。その後は冷蔵庫へ。お酢が入っているのでひと月以上はもつと思いますが、こまめに消費して早めに使い切りましょう。
杏酢の使い方
- ソーダで割って
- りんごジュースで割って
- サラダのドレッシングに
- 普段のお酢使いの代わりに(フルーティーなお酢です)
画像は2日経過した杏酢です。まだ下に甜菜糖が残ってました。フタを開けると、杏の良い香りがフワ~と漂ってきます。
少し飲んでみると、じゃっかん酢の味が濃いかな?というお味。
ホントに新鮮な果物で作ると、フルーティーで美味しいです。しかし私は甘酸っぱいのが好きなので、甜菜糖を100グラム追加しときました。
完成が待ち遠しいです(´ω`*)
今回のあとがき
初めてお取り寄せた杏なんですが、実は杏の種類によっては、加工しなくても生で食べれる品種もあるんだとか。ちょっと驚きました。
生あんず・・・。どんな味がするんだろ。来年は、生のものと加工用にチャレンジしてみようか考え中です。→2017年に生食買いました!
ジャムにしたりシロップにしたり、コンポートにしたり。旬の季節が来ないと出会えない果物を使ったものは、とても贅沢な逸品です。
作らないともったいない。
杏を見かけたら、ぜひお試しください。
根性ある杏の種を、パカッと割ってくれる我が家の秘密兵器はこちら↓
くるみはもちろん、頑固な杏もノックアウトしてくる頼もしいやつです。毎年杏の種には苦労してたので、これが来てからホント大助かりだよ(;´∀`)
2017年追記:生食できる杏をゲットしたよ!
ついに、2017年は生でも食べられる杏をゲットできたので、ご紹介しますね!!
同じ岩室あんず農園さんの杏オリジナルという杏です。
今年は4キロ頼みました。(2キロ2000円×2、送料840円、代引き300円で計5140円)
1粒が去年頼んだ信山丸より大きめです。
さっそく刻んでヨーグルトにIN!はちみつをかけて食べてみると・・・
果肉は少し硬めのすもものような感じですが、味はやっぱり良いですね。予約当日に申し込んだかいがありました(*’▽’)
2017年は生食と干し杏も追加で作ろうと考えてます!また干し杏ができたら追記しますね。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました~!!
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