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ゆず(柚子)の香りの成分と栄養は嬉しい効果がたくさん!
ゆずの大馬鹿18年!
という言葉をあなたは知ってますか?
実はこの言葉は『ゆずの成長に関すること』で、ゆずは結実(実がなること)までに10数年と、とても時間がかかる柑橘類のひとつなんです!!
成長の時間短縮をするため、カラタチ(落葉低木)に接ぎ木をして数年で栽培する方法もあるのだとか。
ほぇ~よく一軒家の庭にゆずの木があるのを見ますが、成長するのにそんなに時間かかるんだ~(;・∀・)
八百屋に行くと、秋から冬の短い期間だけ出回る「ゆず」。お風呂に入れるとホッとする香りがして、すごくリラックスできますよね。
今回はそんなリラックスできる
- ゆずの香り成分
- ゆずの栄養
この2つについて調べてみました!
食べてよし、お風呂に入れてよしのゆずのこと、もっと知ってみませんか?
ゆずの香りの成分は何があるの?どうしてホッとするの?
ゆずの爽やかな香りの素は、『リモネン』と『シトラール』。主にゆずの皮に含まれています。
リモネン
皮膚に膜を張る作用があり、水分を逃さないため保湿効果があります。
シトラール
精油に含まれる芳香成分のひとつで、強いレモンのような香りがします。
効能として
- 新陳代謝を活発にさせ体を温めるので、冷えの予防になる
- 体を温めるので血液循環を促進させる
- 免疫力をアップさせ、風邪を引きにくくする
- 疲労回復や筋肉痛、神経痛の痛みを緩和させる
- 鎮痛作用・殺菌作用がある
- 皮膚がんの抑制効果
など、この2つだけでもかなりの効能が。
あのホッとする香りは、気分をリラックスさせる精油成分のおかげなんです。
実は私、ゆずの香りがとっっっても大好き。
あの匂い、ず~っと嗅いでいてもいいぐらい好きです(`・ω・´)
さらにゆずは、お風呂に入れることによって肌の保湿を高めてくれるという優れた成分を多く含んでます。
ここでゆず風呂にはどれぐらいのゆずを入れればいいのか。簡単にご紹介しますね!ぜひゆずが手に入ったら試してください(´ω`*)
【ゆず風呂のすすめ】
- ゆずは丸ごと入れてもでもいいですが、輪切りだと更に効果がアップします
- 湯船に5個から6個ぐらいのゆずを入れましょう。
- ゆずを使う目安は2回まで。
- 香り重視の方は1回ごとにゆずを入れ替えましょう。
小さなネットなどにゆずをまとめて入れるのも片付けが楽です!ただ雰囲気は減少します。使い終わったあとのゆずの果肉も利用できるので、丸ごと使えばゴミも減って一石二鳥ですよ~
では次に、ゆずの栄養について詳しく見ていきましょう!
ゆずの栄養!ゆずはまるごと使ってください!
ホッとする香りの素は精油成分と分かりましたが、ゆずは皮自体も栄養がたくさん入ってます。
どんな栄養があるかと言うと・・・
ゆずの皮の栄養
皮の外側にベータカロテン
色の濃い緑黄色野菜に含まれるカロテノイドの一種で、強い抗酸化作用があります。
酸化は老化に繋がる原因にもなるため、積極的に摂りたい栄養素のひとつ。ベータカロテンは体内で必要量に応じてビタミンAに変わります。
ビタミンAとは
皮膚や粘膜を正常に保つ栄養素で、髪や爪、美肌などの美容には欠かせないもの。
他にもβカロテンには
- 夜盲症(やもうしょう※ビタミンA不足による失明)の予防と改善
- ガンの抑制と予防する効果
- 美肌効果
- 粘膜を健康に保つ効果
などの効能が期待できます。
続けて、ゆずの皮の内側に注目してみましょう!
皮の内側の白い部分にヘスペリジン
ヘスペリジンはビタミンPとも呼ばれるポリフェノールの一種です。
その成分の具体的な効能としては
- 毛細血管の強化
- 血中コレステロール値の改善
- 血流改善の効果
など、主に血液の循環を改善・活性化させる作用があります。
ゆずの皮は少量を手軽に使うことができるので、漬物や吸い物などに入れて積極的に活用しましょう!
ゆずの果肉の栄養
ゆずを生食で使うことがほとんどない日本ですが、実は生で使われない果肉にも栄養はたくさんあるんです。
その中でも有機酸類と呼ばれる『クエン酸』と『リンゴ酸』が有名です。
クエン酸
梅干しやレモンなどに多く含まれる酸味成分のひとつで、ゆずにも含まれています。
主な働きは、
- 乳酸の生成を抑制し、疲労を回復する
- 筋肉痛を防止する
- ミネラルの吸収を促進させる
- 食欲を増進させる
など、人体に必要なエネルギーを生み出す重要な役割を担っています。
リンゴ酸
りんごに含まれる酸味成分のひとつで、クエン酸を活発化させます。
主な働きはクエン酸と同じく、疲労回復や自然治癒力を高めるもの。
リンゴ酸は腸内を弱アルカリ性にするため、デトックス作用や、胃腸病などを予防する働きがあります。
さて、最後に忘れてはならないのがゆずの「種」です。
ゆずの種の栄養
ゆずの種の周りには、ヌルヌルしたペクチンという成分があります。
ペクチンとは
血糖値の上昇を予防し、毛細血管を強化するのでシミやそばかすの発生を防いでくれます。
また、ゆずの実のクエン酸や、ゆずの皮のビタミン類と合わせると、さらに相乗効果がアップするという優れた栄養素です。
ゆずを丸ごと使うならゆずジャムやゆず茶がいい!!
ゆずをまるごと使うなら、おすすめなのがゆずジャムやゆず茶です。
特に寒い冬などはゆず茶に、ゆずの皮を入れるとリラックス効果も高まるため、さらに効果が期待できますよ。
ここまでゆずの香り成分と、栄養についてご紹介してきました!最後に簡単にまとめてみました(´ω`*)
ゆずのまとめ
香りの成分
リモネン
皮膚に膜を張る作用があり、水分を逃さないため保湿効果があります。
シトラール
精油に含まれる芳香成分のひとつで、強いレモンのような香りがします。
効能として以下が期待できます。
- 新陳代謝を活発にさせ体を温めるので、冷えの予防になる
- 体を温めるので血液循環を促進させる
- 免疫力をアップさせ、風邪を引きにくくする
- 疲労回復や筋肉痛、神経痛の痛みを緩和させる
- 鎮痛作用・殺菌作用がある
- 皮膚がんの抑制効果
皮の栄養
皮の外側にベータカロテン
カロテノイドの一種で、強い抗酸化作用があります。
皮の内側の白い部分にヘスペリジン
ビタミンPとも呼ばれるポリフェノールの一種で
- 毛細血管の強化
- 血中コレステロール値の改善
- 血流改善の効果
この3つの効能が期待できます。
夏には未熟果の『青ゆず』が出回り、その香りを楽しみます。
果肉の栄養はクエン酸とリンゴ酸
疲労回復や自然治癒力を高めてくれる。
種の栄養はペクチン
ペクチン
血糖値の上昇を予防し、毛細血管を強化するのでシミやそばかすの発生を防いでくれます。
以上がゆずのまとめです(*^▽^*)
いかがでしたでしょうか。
ゆずは丸ごと使うことによって数々の効果が期待できる旬の食べ物です。
ゆず風呂でリラックス。ジャムやお茶で栄養をいただく。気分や体調でお好みの使い方を試してくださいね^^
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
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