【冬の薬膳】腎の働きを高めて体の冷えを防ぐ食べ物とは!

寒椿

この記事を読むのに必要な時間は【約 6 分】です。どうぞお楽しみください!

あぁ~寒い!早く家に帰ってこたつ入りたい!!

秋の涼しさを通り越して冬になると、段々と布団から出るのが嫌になりますよね(´ω`;)

さて、今回は薬膳シリーズ季節の【冬】について

  • 中医学の観点からみた冬とは
  • 冬に起こりやすい身体の症状
  • 冬におすすめの食べ物など

以上3つのことをご紹介します。

あなたは冬で冷えやすい身体のために、何かしていますか?

我が家は喉を乾燥させないように、毎年はちみつ大根やカリンのはちみつ漬けを作ってます。カゼ予防に欠かせないアイテムです。冬のカゼは長引きますからね。

冬に影響を受けやすい身体のことを知って、しっかり温めてポカポカ楽しく過ごしましょう(´ω`*)

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中医学の観点からみた冬とは

 

中医学における冬は、自然界に陰が増加し、一年間の気候の変化で疲れが出やすい季節です。

秋から一気に気温が下がり、冬至を迎えるころには自然界にある陰の気がピークに達します。寒さが一番厳しく、冷えによる体調不良やカゼを引きやすくなるのもこの季節が多いですよね^^;

なぜなら冬は、『寒邪』という邪気に冒されやすい季節でもあるからです。

陰陽冬は寒邪に注意して!
寒邪(かんじゃ)とは六淫のひとつで、自然界に存在する六気(風・寒・暑・湿・燥・火(熱))に発病因子である邪気が加わったもの。

病院診断書寒邪による影響は
悪寒や鼻水、身体の痛みなどがあります。

 

指さしチェック赤さらに冬は風邪(ふうじゃ)と寒邪のタッグに要注意!!

風邪(ふうじゃ)とは寒邪と同じ六淫のひとつで、わずかなすきまから身体の表面を覆い、病状の進展を早くして変化を起こしやすい邪気です。

この寒邪と風邪がタッグを組むと、風寒の邪気による感冒=いわゆるカゼを引きやすくなります。

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冬はすきまから風を侵入させないで!

中医学でいう【冬】とは自然界に陰が増加し、一年間の気候の変化で疲れが出やすい季節です。

では具体的に、私たちの身体はどのような影響を受けるのでしょうか。続けて、冬に起こりやすい身体の症状をご紹介します^^

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冬に起こりやすい身体の症状

 

冬に起こりやすいのは、冷えによるトラブルです!

具体的には以下の症状が考えられます。

病院の診断書のアイコン素材 1具体的な症状はこれ!
・カゼを引きやすい
・毛穴が開かず汗をかきにくい
・血の巡りが悪くなり、冷えや痛み(頭痛・月経痛・腹痛)が起こりやすい

 

冷えによる具体的な症状は意外と少ないように見えますが、冬に関係する臓腑の【腎】が消耗すると、これ以上に様々な症状が表れます。

なんと、腎はアンチエイジングにも関わっているんですよ!まずは腎について、詳しく見てみましょう。

チェック赤 腎のおもな働きは3つある

  1. 腎精*の貯蔵および成長・発育・生殖の管理
  2. 水分代謝の調節
  3. 気を納める働き

*腎精(じんせい)とは身体の成長や生殖機能を高めたりする働きがあり、両親から受け継ぐ「先天の精」、摂取する飲食物から作られる「後天の精」があります。精は五臓の腎に貯えられるため、腎精と呼ばれます。

陰陽さらに腎精の働きは2つに分けられる!
腎陽(じんよう)
各臓腑や組織、器官を働かせたり、温めたりする。
腎陰(じんいん)
各臓腑や組織、器官を滋養し、潤す。冷ますこともある。

 

腎は命を守る、とても大切な臓なんです。その腎の働きが低下してしまうと・・・

病院の診断書のアイコン素材 1腎の働きが低下した場合
①腎精の働きの低下
腎陽(手足の冷え、足腰に力が入らない、消化不良、不妊)
腎陰(めまい、耳鳴り、微熱、便秘、髪の毛の乾燥、舌の乾燥)
②水分代謝の低下
尿量が少なくなり、むくみが出る
③気を納める働きの低下
吸う働きが弱くなり、呼吸が浅くなる

 

などの影響が起こりやすくなります。さらに腎の経絡に影響が出ると

チェック赤 腎の経絡(膀胱・骨髄・耳・髪・感情の恐)への影響

  • 骨がもろくなる
  • 背中や腰が曲がる
  • 記憶力の低下
  • めまい
  • 歯がゆるむ
  • 抜け毛や白髪
  • 髪の毛の乾燥
  • 恐れや驚きなどの感情が出やすくなる

などなど、身体の老化につながってしまうのです。

腎が弱まったといって全ての症状が一度に出るわけではないですが、冬にこれらの症状が起こりやすいあなたは、腎の働きが弱まっている証拠かもしれませんね(´ω`;)

では腎の働きを弱めないためにも、冬は何を食べたらいいのでしょうか?続けて、冬におすすめの食べ物をご紹介します。

 

冬におすすめの食べ物

 

冬は適度に腎を補うものを食べ、身体を温めるよう心がけましょう。

お味噌汁・スープのアイコン素材 1腎の血や津液を増やすもの(滋陰もの)
白キクラゲ・黒ゴマ・黒豆・ナツメ・牡蠣
クコの実・アワビ・鴨肉・豚肉・スッポンなど

 

お味噌汁・スープのアイコン素材 1腎陽を補い身体を温めるもの(補陽もの)
エビ(干しエビ・桜エビ)・クルミ・羊肉
ニラ・八角など

 

お味噌汁・スープのアイコン素材 1温熱性のもの
もち米・鶏肉・豚レバー・ナマコ・タチウオ
ネギ・ニンニク・生姜・タマネギ・南瓜
杏・栗・黒砂糖・酒・コショウ・コリアンダー
黒酢・シナモン・クローブ・フェンネルなど

 

冷え性や虚弱体質の方は特に、温熱性を食べ物を意識して食べるようにしましょう。

指さしチェック緑養生のポイントは3つ!

チェック緑冷たいものはなるべく食べないで!!
冷蔵した果物や生野菜はそのまま食べないようにしましょう。身体の外側が冷えているのに、口から入る食べ物も冷えたものだと、身体が急速に冷えてしまいます。

チェック緑温熱性の食べ物がGOOD!
身体をポカポカにしてくれる生姜やネギ類など、腎を温めるものや滋陰の働きがあるものを食べましょう。ただし、消化不良にならないよう注意することが大切です。

チェック緑苦味を適度にとると、腎気を強くします
腎は鹹味(かんみ:食べて塩辛いと感じる味)を好みますが、冬にとりすぎはNG。鹹味と相克の関係*にある苦味*を適度にとり、腎気を強くしましょう。

*相克の関係:一方が他方を抑える関係
*苦味:食べて苦いと感じる味(苦瓜・クワイ・ゴボウ・ハスの葉・銀杏・茶・ヨモギなど)

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指さしチェック赤こんな症状がある人は温熱性のものを食べ過ぎないで!

陰虚で虚熱がある人(手足のほてり、のぼせ、めまいなど身体に熱がこもっている状態)は、温め過ぎてはいけません。まずは身体にこもってる熱を冷ましましょう。

ここまでが【冬の薬膳】になります。お疲れ様でした(´ω`*)

たくさん症状について書いてしまいましたが、

冬は腎が消耗しやすく冷えやすいから温める!!

と、簡単に覚えてください。

冬はどうしてもイベントごとが多いので、身体に負担をかけやすくなります。

そんなときは生姜たっぷりの鶏団子スープやみぞれ鍋など、身体の内側を休ませてあげるメニューを食べてみてはいかがでしょうか。

身体が元気じゃないと、心もしんなりしてきます。まずは口に入れるものから、元気のもとを作って行きましょう。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました(*^▽^*)

季節の薬膳シリーズはこちらです!
チェック黄【春の薬膳】春におすすめの食べ物と飲み物で養生しよう!
チェック黄【梅雨の薬膳】梅雨におすすめの食べ物はむくみをとるもの!
チェック黄【夏の薬膳】体の熱を冷ます食べ物で夏バテを予防しよう!
チェック黄【秋の薬膳】乾燥を防ぐことが大切!あることに気をつけて!

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